日本通信SIMは、業界でも注目を集めている格安SIMのひとつです。
「290円から使える低料金」や「安定したドコモ回線」を強みとしており、コスパ重視のユーザーを中心に人気を集めています。
一方で、実際の通信速度や通話品質、サポート体制が気になる人も多いでしょう。
この記事では、日本通信SIMの評判や口コミをもとに、メリット・デメリット、他社との比較まで詳しく解説します。
目次
日本通信SIMの基本情報|スターターパックって何?
日本通信SIMは、ドコモ回線を使った格安SIMで、料金の安さと通信の安定性が魅力です。
中でも「スターターパック」は、初期費用を抑えて手軽に契約できる方法として人気があります。
ここでは、日本通信SIMの基本情報とスターターパックの特徴をわかりやすく紹介します。
日本通信SIMの料金プランと基本情報
日本通信は、1996年に設立された通信事業者で、格安SIMサービスの草分け的存在として知られています。
「合理的」というコンセプトのもと、利用スタイルに合わせて無駄を省いたシンプルな料金体系を採用。
ドコモ回線を利用した安定した通信品質と、わかりやすい料金設定で、コスパを重視するユーザーに人気があります。
| プラン名 | 月額基本料 | データ容量 | 通話特典 | かけ放題料金 |
|---|---|---|---|---|
| シンプル290プラン | 290円 | 1GB | なし | +1,600円 |
| みんなのプラン | 1,390円 | 20GB | 5分かけ放題or70分無料 | +1,600円 |
| 50GBプラン | 2,178円 | 50GB | 5分かけ放題or70分無料 | +1,200円 |
| ネットだけプラン | 1,200円 | 20GB | データ専用 | ― |
通話対応プランは、業界最安級の1GB・月290円から、20GB・50GBまでの3種類を展開。「とりあえず1回線を安く持ちたい人」から「毎日データ通信をしっかり使いたい人」まで、幅広い使い方に対応できるのが特徴です。
通話料は30秒あたり11円とリーズナブルで、5分かけ放題や70分無料などのオプションも用意されています。必要な機能だけを追加できるため、コストを抑えつつ柔軟に使える点が魅力です。
また、「ネットだけプラン」は音声機能を省いたデータ専用タイプ。
タブレットやサブ端末、車載用Wi-Fiなどの用途にも最適で、サブ回線としての活用にも向いています。
スターターパックの特徴と購入方法
スターターパックは、日本通信SIMの初期費用を抑えられる契約方法です。
通常、契約時には初期手数料の3,300円がかかりますが、スターターパックを使うことで無料になります。
スターターパックはAmazonや家電量販店などで販売されており、手軽に購入が可能です。手続きも簡単で、パックに記載のある「申し込みコード」を、日本通信SIMの公式サイトで入力するだけ。
自宅に届いたパッケージからオンラインで申し込みができるため、店舗に行かずに手続きを完結できます。
データ専用プラン・音声付きプランのどちらにも対応しており、契約事務手数料を節約したい人や、即日開通を希望する人にとって、魅力的なサービスといえるでしょう。
日本通信SIMの評判や口コミは?つながらないって本当?
格安SIMを選ぶときに、実際の利用者の口コミはもっとも信頼できる情報源のひとつです。
「料金は安いけれど速度はどうなの?」「つながりにくいって本当?」といった声も多く聞かれます。
ここでは、日本通信SIMを実際に使っている人の評判をもとに、良い点と気になる点の両面から紹介します。
契約を検討している方は、自分に合うサービスかどうかを見極める参考にしてください。
日本通信SIMの良い評判・口コミ
日本通信SIMの口コミでまず多いのは、料金の安さに満足している声です。大手キャリアの半額以下で使えるケースも多く、「これで十分」「コスパがいい」といった投稿が目立ちます。
特に、毎月の通信量が少ないユーザーにとっては、1GB=290円という価格設定は魅力的です。
また、通信エリアの安定性を評価する声も多く見られます。
日本通信SIMはドコモ回線を利用しているため、地方や郊外でも比較的安定した通信が確保でき、「思ったより快適」「地下でもつながる」といった感想も投稿されています。
料金を抑えつつも、日常使いに困らない通信品質を求める人にとって、安心して使える格安SIMといえるでしょう。
日本通信SIMの悪い評判・口コミ
他の格安SIMと比べても、日本通信SIMは全体的に不満の声が少なく、満足している利用者が多いのが特徴です。
それでも一部では、昼の時間帯など混雑時に通信速度が落ちるという声があります。特にお昼休みや帰宅時間帯など、利用者が集中する時間帯はやや速度が安定しづらい傾向があるようです。
また、都市の中心部など、人が集まるエリアではつながりにくいという意見もあります。
これらの口コミは全体のごく一部であり、普段使いに支障を感じていない人が多いのも事実です。
料金と品質のバランスを考えれば、十分に満足できるレベルといえるでしょう。
日本通信SIMのメリット7つ|料金・通信品質・サービス面で高評価
日本通信SIMは、格安SIMの中でも「コストを抑えながら快適に使える」と評判の高いサービスです。
料金の安さだけでなく、通信品質やサポート面など、日常利用で感じる「使いやすさ」にも定評があります。
ここでは、利用者から特に評価の高い7つのメリットについて紹介します。
業界最安級の料金
日本通信SIMの最大の魅力は、業界でもトップクラスに安い料金設定です。

最も安い「シンプル290プラン」は月額290円から利用可能で、「スマホを最低限だけ使いたい」「サブ回線を持っておきたい」といったニーズにも対応します。
一方で、データを多く使う人向けの50GBプランも2,178円と手頃で、動画視聴やテザリングを頻繁に行う人にも向いています。
利用量に応じて無駄なく選べる料金体系が、多くの利用者に支持される理由といえるでしょう。
ドコモ回線で安定した通信
日本通信SIMはドコモの回線を利用しており、通信エリアの広さと安定性に定評があります。地方や郊外、屋内でもつながりやすく、通勤・通学中など移動中の通信も安定しています。
利用者の口コミでも「格安SIMなのに思ったより快適」「地下でも通信が切れにくい」といった声が多く見られます。
また、5Gエリアにも対応しているため、対応端末を使えばより快適な通信環境を体感できます。
通話料が安い
日本通信SIMは、通話料金の安さでも高く評価されています。30秒あたり11円と、大手キャリアの半額以下の水準で利用できるのが特徴です。
1回の通話が短くても、急な連絡や仕事での通話が多い人にとっては大きな節約になります。
さらに、5分かけ放題や月70分無料通話といったオプションも用意されており、自分の通話スタイルに合わせて柔軟に選択できます。
お得な通話料に加えて、必要な分だけ機能を追加できるため、コストを抑えながら便利な環境を整えられるのが魅力です。
追加データ購入が安い
日本通信SIMは、データ容量を使い切った後の追加チャージ料金が安く設定されています。
大手キャリアでは1GBあたり1,000円前後が多いところ、日本通信SIMは220円で追加が可能。追加購入の手続きもアプリやマイページからすぐに完了でき、データ反映までの時間も短いのが特徴です。
「今月だけ少し足りない」というような使い方にも柔軟に対応できるため、通信量を細かく管理したい人にも向いています。
5G・eSIMに対応している
日本通信SIMは、5G通信に対応しています。5G対応端末を用意すれば追加料金なしで利用でき、より高速で安定した通信を体感できます。
格安SIMの中には、料金の安さを重視するあまり5G非対応のサービスもありますが、日本通信SIMは追加費用なしで最新通信規格を利用できる点が強みです。
また、eSIMにも対応しており、SIMカードの差し替えなしで開通手続きが可能です。
申し込み後すぐに利用を開始できるため、手軽さとスピードを求める人にとっても便利な選択肢といえるでしょう。
参考:eSIMご利用ガイド
MNPワンストップに対応
日本通信SIMは、他社からの乗り換え(MNP)がスムーズに行える「MNPワンストップ方式」に対応しています。
従来のように、現在利用している通信会社からMNP予約番号を取得する必要がなく、日本通信SIMの申し込み画面上で手続きを完結できます。
この仕組みにより、申し込みから開通までの手間や待ち時間が大幅に短縮されました。
スマホの通信会社を変える際に起こりがちな「番号の引き継ぎが面倒」「開通まで時間がかかる」といったストレスもほとんどありません。
初めて格安SIMへ乗り換える人にとってもわかりやすく、安心して切り替えできる点が大きなメリットといえます。
フィルタリングが豊富
日本通信SIMでは、子どもが安心してスマートフォンを利用できるように「お子様を守るiフィルター(月396円)」を提供しています。
このサービスは、有害サイトやSNS、掲示板などへのアクセスを制限できるもので、18歳未満の利用者には申し込みが義務化されています。
設定は専用アプリから簡単に行え、年齢に合わせて68種類のカテゴリから制限内容を選択可能です。Android・iPhoneどちらにも対応しており、保護者のスマホから利用状況を確認することもできます。
初めてスマホを持たせるお子様や、家庭で安全にネットを使わせたい保護者にとって、安心感の高い機能といえるでしょう。
参考:お子様を守るiフィルター
日本通信SIMのデメリット5つ
日本通信SIMはコスパや通信品質に優れた格安SIMですが、利用スタイルによっては注意しておきたい点もあります。
ここでは、実際の利用者の声や仕様からわかる5つのデメリットを整理し、契約前に確認しておくべきポイントを紹介します。
お昼の時間帯に速度が低下することがある
日本通信SIMは全体的に安定した通信品質を持っていますが、利用が集中するお昼や夕方の時間帯には速度が落ちることがあります。
特に、動画視聴や大容量データのダウンロードでは、読み込みが遅く感じるでしょう。
この傾向は多くの格安SIMに共通しており、大手キャリアの電波を借りる仕組み上、やむを得ない部分です。
とはいえ、メールやLINE、Web閲覧といった軽い通信では問題なく使えるケースが多く、使い方によって満足度が変わるポイントといえます。
キャンペーンがあまりない
日本通信SIMは、他の格安SIMと比べてキャンペーンの実施が少ない傾向があります。
新規契約や乗り換えで端末割引・ポイント還元などを重視する人にとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。
その一方で、基本料金自体が低く設定されているため、キャンペーンを利用しなくても長期的には十分お得に利用できます。
一時的な割引よりも、毎月のコストを安定して抑えたい人に向いたサービスといえるでしょう。
データ繰り越しができない
日本通信SIMでは、当月使い切れなかったデータ容量を翌月に繰り越すことができません。そのため、毎月の通信量にばらつきがある人にとっては、少し無駄を感じるかもしれません。
しかし、基本料金は非常に安く、データ容量の追加も1GB 220円で行えるため「小さいプランで契約して、追加で調整する」という方法には向いています。
月途中でも通信量管理しながら使う人にとっては、十分に実用的な仕組みといえるでしょう。
対面サポートが少ない
日本通信SIMはオンライン完結型のサービスのため、実店舗でのアフターサポート体制はありません。申込みや設定、トラブル対応などは基本的にWebサイトやチャット・メールを通じて行う形になります。
そのため、スマホの設定に不慣れな人や、直接スタッフに相談したい人にとってはやや不便に感じる場面もあるでしょう。
一方で、オンライン対応に特化している分、サポート情報は整理されており、FAQや手順ガイドも充実しています。
自分で調べて進めることに抵抗がない人であれば、大きな問題なく利用できる環境です。
家族割や複数回線割引がない
日本通信SIMには、家族割や複数回線割引といったグループ向けの割引制度がありません。
そのため、家族全員でまとめて契約したい人や、複数回線を持っている人にとっては、他社の方が割安に感じられる場合もあります。
特に、家族間通話が多い場合は大きなデメリットに感じる人も多いはず。
しかし、基本料金自体が業界最安級のため、割引が無くても非常にコスパが良いサービスであることは事実です。むしろ、利用者の環境を問わず、公平にお得な料金を提供しているサービスと言えるでしょう。
日本通信SIMがおすすめな人・おすすめしない人
日本通信SIMは料金の安さや通信品質のバランスに優れていますが、利用スタイルによって向き・不向きがあります。
ここでは、どんな人に特におすすめできるのか、またどんな人には他のサービスが合っているのかをチェックリスト形式で紹介します。
日本通信SIMがおすすめな人
日本通信SIMは、コストを抑えながら安定した通信を求める人に向いています。シンプルな料金体系で、必要な機能だけを選んで使いたい人に特に人気があります。
- スマホ代をできるだけ安くしたい
- ドコモ回線の安定した通信を重視している
- 混雑時間帯の速度低下は気にならない
- 通話する機会が多い
- 子どもにも安心して使わせたい(フィルタリング機能が充実)
- ネット申し込みや設定に抵抗がない
料金・通信品質・安全性のバランスが取れており、コスパ重視の個人利用はもちろん、家族のサブ回線や子ども用スマホとしても最適です。
5GやeSIM対応など最新のサービスにも対応しており、長期的に安心して利用することができます。
日本通信SIMをおすすめしない人
日本通信SIMは格安SIMの中でも評価の高いサービスですが、使い方によっては他の格安SIMや大手キャリアの方が合う場合もあります。
- 昼休みなど混雑時間帯でも、通信速度は維持したい
- 50GB以上の利用をしたい
- オンライン手続きやネット操作に不安がある
- 店舗でスタッフに相談しながら手続きしたい
- 毎月のデータ使用量にばらつきがあり、繰り越し機能を使いたい
- キャンペーンやポイント還元でお得に契約したい
日本通信SIMは「安定・低価格・シンプルさ」を重視したサービスのため、手厚いサポートや特典を求める人にはやや物足りないかもしれません。
一方で、自分で設定を進められる人や、コスト重視で使いたい人には非常に満足度の高い選択肢です。
日本通信SIMと他社サービスとの比較
格安SIMを選ぶ際には、料金や通信品質だけでなく、自分の使い方に合ったサービスを見極めることが大切です。
ここでは、日本通信SIMと人気のある4社(ahamo・楽天モバイル・UQモバイル・IIJmio)を比較し、それぞれの特徴や違いを整理します。
他社との違いを知ることで、日本通信SIMが自分に合うかどうか判断する材料になるでしょう。
日本通信SIMとahamoの比較

ahamoはNTTドコモが提供するオンライン専用プランで、30GB 2,970円のシンプルなワンプランです。
5分以内の国内通話無料が標準でついており、手続きもすべてWeb上で完結します。
| 項目 | 日本通信SIM | ahamo |
|---|---|---|
| サービス名 | 日本通信SIM | ahamo |
| 使えるギガ数 | 1GB/20GB/50GB | 30GB(+大盛り80GB) |
| 月額料金 | 290円〜2,178円 | 2,970円 |
| 通話単価(30秒) | 11円 | 22円(5分以内の通話は無料) |
| 通話オプション | 5分かけ放題/70分無料/かけ放題 | かけ放題 |
| 利用回線 | ドコモ | ドコモ |
| 端末販売 | なし | あり |
| 5G対応 | 対応 | 対応 |
| データ繰り越し | なし | なし |
| 特徴 | プラン選択が豊富・低価格 | シンプル・通話込みでわかりやすい |
日本通信SIMは使い方に合わせて料金を細かく調整できる柔軟さが魅力です。一方ahamoは、通信量や通話を気にせず使いたい人に向いています。
どちらもドコモ回線を利用しているためエリアの差はありませんが、混雑時の速度に関してはドコモ公式の格安SIMであるahamoに優位性があります。
安さや柔軟性を重視するなら「日本通信SIM」、シンプルさと品質を求めるなら「ahamo」がおすすめです。
日本通信SIMと楽天モバイルの比較

楽天モバイルは、自社の回線を利用した格安SIMです。
使ったデータ量に応じて料金が自動で変わる「Rakuten最強プラン」が特徴で、お得な価格で無制限利用ができる強みがあります。
| 項目 | 日本通信SIM | 楽天モバイル |
|---|---|---|
| サービス名 | 日本通信SIM | Rakuten最強プラン |
| 使えるギガ数 | 1GB/20GB/50GB | 〜3GB/20GB/無制限 |
| 月額料金 | 290円〜2,178円 | 1,078円〜3,278円 |
| 通話単価(30秒) | 11円 | 22円(Rakuten Link使用で無料) |
| 通話オプション | 5分かけ放題/70分無料/かけ放題 | Rakuten Linkアプリ利用でかけ放題 |
| 利用回線 | ドコモ | 楽天(+パートナー:au) |
| 端末販売 | なし | あり |
| 5G対応 | 対応 | 対応 |
| データ繰り越し | なし | なし |
| 特徴 | プラン選択が豊富・低価格 | 無制限プランがある・アプリ通話無料 |
楽天モバイルは、データを多く使う人や通話を頻繁に行う人にとってコスパが抜群です。ただし、一部地域や屋内など楽天回線がつながりにくい場所もまだまだあるため、利用する場所のエリア状況の確認は必ず行ってください。
端末の購入や家族割のサービスのほか、窓口も全国にあるため「格安SIMでもサービスをしっかり受けたい」という人には向いています。
データも通話もお金を気にせず無制限で使いたい人には「楽天モバイル」、通話・通信の利用は一定程度で、通信の安定性を求める場合は「日本通信SIM」の方が適しているでしょう。
日本通信SIMとUQモバイルの比較

UQモバイルは、auが提供する格安SIMで、通信の安定性と店舗サポートの手厚さが特徴です。
| 項目 | 日本通信SIM | UQモバイル |
|---|---|---|
| サービス名 | 日本通信SIM | UQモバイル |
| 使えるギガ数 | 1GB/20GB/50GB | トクトクプラン2:1GB~30GB コミコミプランバリュー:35GB |
| 月額料金 | 290円〜2,178円 | トクトクプラン2 :2,178円~3,278円 コミコミプランバリュー :3,828円 |
| 通話単価(30秒) | 11円 | 22円 |
| 通話オプション | 5分かけ放題/70分無料/かけ放題 | 10分かけ放題/60分無料/かけ放題 |
| 利用回線 | ドコモ | au |
| 端末販売 | なし | あり |
| 5G対応 | 対応 | 対応 |
| データ繰り越し | なし | あり |
| 特徴 | プラン選択が豊富・低価格 | 安定通信・割引・店舗サポート |
UQモバイルは店舗での相談やサポートが受けられる点が強みで、通信の安定性も高く評価されています。家族割やセット割などオプションやキャンペーンも大手キャリアに近いサービス水準です。
ただし、割引が適用された場合でも料金は高め。コスパ重視の人は「日本通信SIM」、大手キャリアなみのサポートや品質をもとめる人には「UQモバイル」が向いています。
日本通信SIMとIIJmioの比較

IIJmioは、2GBから55GBまで細かく容量を選べる「ギガプラン」を提供しており、データ繰り越しにも対応しているのが特徴です。
ドコモ・auの2回線から選べるため、エリアの柔軟性もあります。
| 項目 | 日本通信SIM | IIJmio |
|---|---|---|
| サービス名 | 日本通信SIM | IIJmio ギガプラン |
| 使えるギガ数 | 1GB/20GB/50GB | 2GB/5GB/10GB/25GB/35GB/45GB/55GB |
| 月額料金 | 290円〜2,178円 | 850円〜3,900円 |
| 通話単価(30秒) | 11円 | 11円 |
| 通話オプション | 5分かけ放題/70分無料/かけ放題 | 5分かけ放題/10分かけ放題/かけ放題 |
| 利用回線 | ドコモ | ドコモ/au |
| 端末販売 | なし | あり |
| 5G対応 | 対応 | 対応 |
| データ繰り越し | なし | あり |
| 特徴 | プラン選択が豊富・低価格 | プラン選択が豊富で柔軟性が高い |
IIJmioは、プランの豊富さはもちろんのこと、データの繰り越しや家族間でのシェアなど、無駄なく利用できる仕組みがそろっています。
シンプルなコスパでは「日本通信SIM」が優位ですが、家族での利用や月ごとの利用に差がある人などは「IIJmio」も有力な選択肢になるはずです。
日本通信SIMの申し込み方法・手順
日本通信SIMは、店舗に行かなくてもWeb上で簡単に申し込みができます。
SIMカードかeSIMを選び、必要な情報を入力するだけで契約が完了するシンプルな流れです。
初めての人でも迷わないよう、主な手順を以下にまとめました。
- 確認書類など必要なものを準備(手続き別必要書類)
- 日本通信SIMのアプリまたは公式サイトから手続きスタート
- 契約するプランを選択(SIMカード or eSIM)
- スターターパックを利用する場合は、パッケージ記載の申し込みコードを入力
- 本人確認書類をアップロード(運転免許証など)
- 支払い方法を登録(クレジットカード・デビットカード)
- 審査完了後、SIMカードが発送 or eSIMが発行
- 端末に挿入・設定して開通完了
どのプランもオンラインで完結するため、店舗に行く手間がかかりません。
また、スターターパックを使えば初期費用を抑えられるうえ、eSIMを選べば最短即日で開通できます。
忙しい人や乗り換えをスムーズに進めたい人にも使いやすいサービスです。
日本通信SIMについてよくある質問
日本通信SIMを検討している人から寄せられる、よくある疑問をまとめました。契約前に知っておくと安心できるポイントを中心に、分かりやすく解説します。
初めて格安SIMを利用する方も、ここをチェックしておくとスムーズに手続きが進められるでしょう。
契約と一緒に機種の購入はできる?
日本通信SIMでは、SIMカード単体の契約が基本となっており、端末販売は行っていません。
そのため、今使っているスマートフォンをそのまま利用するか、家電量販店やオンラインショップなどでSIMフリー端末を購入して使用する形になります。
利用できる端末の案内は、公式サイトより確認してください。
プラン変更は月の途中でもできる?
プラン変更は月の途中でも可能です。ただし、変更内容は翌月から反映されるため、今月中に容量を増やしたい場合は追加データを購入する必要があります。
柔軟に切り替えができるため、利用状況に合わせて無駄のない使い方がしやすいのも特徴です。
支払い方法は?
支払い方法はクレジットカードと一部のデビットカードから選択が可能です。
ただし、クレジットカードは「3Dセキュア2.0」に対応している必要がありますので、手持ちのカードの事前確認をしておきましょう。
クレジットカード・デビットカード共に持っていない場合は、新たに発行するか、家族名義で契約してもらうなどの対応が必要です。
海外で利用はできる?
日本通信SIMでは、国際ローミングの手続きを行った上で、海外から日本または他国への通話・SMS送受信が可能です。
ただし、データ通信(インターネット利用)は利用できません。渡航前には国内でローミング設定や限度額の確認が必要です。
乗り換えキャンペーンはある?
日本通信SIMでは、大規模なキャンペーンは少ない傾向にあります。
ただし、初期費用が無料になる「スターターパック」や、月額料金の安さ自体が大きなメリットです。
一時的な割引よりも、長期的に安定して通信費を抑えたい人に向いたサービスといえます。

楽天モバイルの人気No.1は、データ無制限プランの安さ。楽天回線エリアなら使い放題、アプリ通話も無料で使えて経済的です。楽天ポイントも貯まりやすく、楽天経済圏ユーザーに特におすすめです。
| 月額料金 | 1,078円〜3,278円 (3GB〜無制限) |
使用回線 | 楽天回線 |
|---|---|---|---|
| 5G対応 | ○ | 口座振替 | ○ |
| eSIM対応 | ○ | 店舗サポート | ○ |
| かけ放題 | アプリで無料 | 通信品質 | ★★★★☆ |
ahamoはドコモ回線を使った高品質な通信が魅力。30GBの大容量データに5分以内の国内通話が無料でついて月額2,970円。海外91の国・地域でも追加料金なしで利用可能な点が特徴です。
| 月額料金 | 2,970円〜4,950円 (30GB/110GB) |
使用回線 | ドコモ回線 |
|---|---|---|---|
| 5G対応 | ○ | 口座振替 | ○ |
| eSIM対応 | ○ | 店舗サポート | ○(有料) |
| かけ放題 | 5分無料 | 通信品質 | ★★★★★ |
LINEMOは3GBプランが月額990円と格安SIMの中でもコスパが高いのが魅力。LINEギガフリーでLINEアプリの利用時にデータ消費なしで、若年層を中心に人気です。オンライン完結で手軽に契約できます。
| 月額料金 | 990円〜2,970円 (3GB/10GB/30GB) |
使用回線 | ソフトバンク回線 |
|---|---|---|---|
| 5G対応 | ○ | 口座振替 | ○ |
| eSIM対応 | ○ | 店舗サポート | × |
| かけ放題 | オプション | 通信品質 | ★★★★★ |
UQモバイルの人気No.1は、安定したau回線と手厚いサポート。全国展開の店舗網で初心者でも安心です。家族セット割/自宅セット割も適用できるため、auユーザーの家族におすすめの格安SIMです。
| 月額料金 | 2,948円〜4,048円 (1GB〜35GB) |
使用回線 | au回線 |
|---|---|---|---|
| 5G対応 | ○ | 口座振替 | ○ |
| eSIM対応 | ○ | 店舗サポート | ○ |
| かけ放題 | オプション | 通信品質 | ★★★★★ |
povo2.0は月額0円のベースに必要分だけトッピングを買える自由設計が魅力。24時間データ使い放題330円など、使いたいときだけ安くギガ追加OK。ギガ活で買い物や来店でもらえる無料データも便利です。
| 月額料金 | 0円〜 (0GB〜無制限) |
使用回線 | au回線 |
|---|---|---|---|
| 5G対応 | ○ | 口座振替 | ○ |
| eSIM対応 | ○ | 店舗サポート | × |
| かけ放題 | オプション | 通信品質 | ★★★★★ |
※料金はすべて税込価格です(2025年7月時点)
※各社のキャンペーンやプランは変更される場合があります。最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。
まとめ
日本通信SIMは、290円から始められる低価格と、用途に合わせて選べる柔軟なプランが魅力です。
通信品質はドコモ回線で安定しており、必要十分な機能を備えつつ、シンプルでわかりやすい構成になっています。
一方で、店舗サポートやキャンペーン重視の人にはやや物足りない面もあります。
- スマホ代をできるだけ安くしたい
- ドコモ回線の安定した通信を重視している
- 混雑時間帯の速度低下は気にならない
- 通話する機会が多い
- 子どもにも安心して使わせたい(フィルタリング機能が充実)
- ネット申し込みや設定に抵抗がない
- 昼休みなど混雑時間帯でも、通信速度は維持したい
- 50GB以上の利用をしたい
- オンライン手続きやネット操作に不安がある
- 店舗でスタッフに相談しながら手続きしたい
- 毎月のデータ使用量にばらつきがあり、繰り越し機能を使いたい
- キャンペーンやポイント還元でお得に契約したい
格安SIMに求めるものが「コスパと実用性」であれば、日本通信SIMは非常に優れた選択肢です。
無理なく使える料金設定と、安定した通信環境を両立したい人にとって、長く付き合える通信サービスといえるでしょう。


