ahamoでは、追加料金も事前申し込みも不要で、海外91の国・地域でデータ通信を利用することができます。
しかし、「ahamoを海外で使ったら、思わぬ高額請求が来るのでは…」と不安に感じている人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、ahamoは基本的に海外利用でも高額請求の心配がない安心設計になっています。
ただし、ahamoの海外利用では、3つの注意点と正しい設定方法を知らないままだと、例外的に高額請求が発生するケースも存在します。特に海外での通話やSMSの利用、対象外エリアでの使用には注意が必要です。
そこでこの記事では、ahamoの海外利用における高額請求のリスクと、それを回避する方法をわかりやすく解説します。正しい知識があれば、ahamoは海外でも安心して使える優れた選択肢です。
ぜひ最後までお読みいただき、不安なく海外でスマホを活用してください。
目次
【結論】ahamoは海外で使っても高額請求されない

まず、海外旅行や出張を控えた多くの方が抱える「ahamoを海外で使ったら高額請求されるのでは」という不安に、明確にお答えします。
結論から言うと、ahamoの海外利用は基本的に高額請求になりにくい仕組みになっています。月額2,970円のプラン内で国内と合わせて30GBまでのデータ通信が可能です。
ahamoの海外ローミングは月額料金内で30GBまで使える
ahamoの大きな特長は、追加申込不要で、月額2,970円(税込)の基本料金のまま30GBの海外データ通信が利用できる点です。
多くの携帯電話会社では、海外でデータ通信を使う際に別途オプション料金が発生したり、事前申込が必要だったりします。しかし、ahamoなら、渡航先でスマホの設定から「データローミング」をオンにするだけで、面倒な手続きもなくすぐに使い始められます。
利用できるデータ容量は、国内利用分と合わせて月30GBまでです。例えば国内で10GB使っていれば、海外では残り20GBが使えるという仕組みです。
データ通信は定額制だから安心
ahamoの海外データ通信は完全定額制です。対応エリア内でデータ通信を使う限り、30GBの範囲内であれば追加料金は一切発生しません。
「気づかないうちにパケット代が膨らんでいた」という、従来の海外ローミングでよくあったトラブルを避けられます。30GBを超えた場合も、通信速度が最大1Mbpsに制限されるだけで、高額請求にはなりません。
この1Mbpsという速度は、SNSやメッセージアプリの利用、地図アプリでの経路検索など、旅行中の基本的な用途には十分対応できる速度です。
ただし「例外的に高額請求になるケース」も存在する
ここまで読んで安心された方も多いと思いますが、注意すべきポイントがいくつか存在します。
データ通信は定額で安心ですが、海外での通話やSMSは別料金です。また、ahamoが対応していない国・地域で誤って通信してしまうと、想定外の料金が発生するリスクがあります。
次の章では、こうした「例外的に高額請求が発生するケース」を具体的に見ていきます。正しく理解すれば、これらのリスクは確実に回避できます。
ahamoの海外利用で高額請求が発生する3つの注意ケース

ahamoの海外利用で高額請求につながる可能性のある、3つの重要な注意点を解説します。
【注意点1】海外での通話・SMSは別料金で高額になる
最も注意が必要なのが、海外での音声通話とSMSの利用です。
ahamoのデータ通信は定額ですが、音声通話とSMSは従量課金制で、国や地域によって料金が異なります。一般的に、発信は1分あたり数十円から100円以上、SMS送信は1通あたり100円かかります。SMSの受信は無料です。
| 発信する場合(円/分) | 着信する場合(円/分) | |||
|---|---|---|---|---|
| 滞在国内 | 日本向け | その他の 国向け | ||
| 音声通話 | 125円 | 140円 | 265円 | 175円 |
※ 渡航先ごとに利用料金は変動します。アメリカ(本土)でiPhone 16 Pro を利用する場合の料金です。
特に注意したいのは、着信でも料金が発生するという点です。日本国内では着信は無料ですが、海外では着信時にも通話料金がかかります。知らずに長電話をしてしまうと、短時間で数千円の請求になる可能性があります。
また、海外では「かけ放題オプション」「5分以内の国内通話無料」は適用になりません。海外での通話はすべて有料となる点も覚えておく必要があります。
対策として、海外での連絡には、LINEやWhatsApp、Skypeなどのデータ通信を使った通話・メッセージアプリを活用することが推奨されます。これらはデータ通信量にカウントされるだけで、通話料金は発生しません。
【注意点2】利用停止目安額を超えると全通信が停止される
ahamoには、海外での電話とSMSの月間利用額が利用停止目安額(初期設定は5万円)を超えた場合、当月末まで海外ローミングサービスが利用停止になるという仕組みがあります。
この制限は、利用者を高額請求から守るためのセーフティネットとして設けられています。しかし注意したいのは、通話・SMSだけでなく、データ通信も含めて海外ローミング全体が停止されるという点です。
つまり、通話やSMSを使いすぎて月間利用額が利用停止目安額に達すると、その月は海外でデータ通信も使えなくなってしまいます。この利用停止は、データ容量を追加購入しても解除されません。翌月にならないと復旧しないため、旅行や出張中に通信手段を失うことになります。
対策として、海外での音声通話やSMSの利用は最小限に抑え、主な連絡手段はデータ通信を使ったアプリに切り替えることが重要です。
【注意点3】対象外の国・地域で使うと高額請求のリスク
ahamoの海外ローミングは、91の国・地域のみが対象です。これらの対応エリア以外で通信すると、別の国際ローミングサービスに自動接続され、高額な料金が発生する可能性があります。
特に注意が必要なのは、複数の国を訪れる旅行や、対象エリアと非対象エリアの国境付近での移動です。意図せず非対応エリアに接続してしまい、気づかないうちに料金が発生するケースがあります。
また、飛行機での移動中に機内モードを解除していると、経由地上空で非対応国の電波を拾ってしまうこともあります。
対策として、渡航前に、必ずahamo公式サイトで滞在先が対象エリアに含まれているか確認する必要があります。複数国を訪れる場合は、すべての国が対象かチェックが必要です。非対応国に入る際は、データローミングをオフに設定することが推奨されます。
ahamoの海外ローミング基本仕様をおさらい
高額請求を避けるためには、ahamoの海外ローミングの仕様を正しく理解することが大切です。ここで基本的なルールを整理します。
91の国・地域で追加料金なし
ahamoは、世界91の国・地域で海外データ通信が利用できます。日本人の渡航先の約98%をカバーしており、主要な旅行先や出張先のほとんどが含まれています。
対応エリアは以下の通りです。
北米(グアム・サイパン・ハワイ含む)
- アメリカ(本土)
- アラスカ
- カナダ
- グアム
- サイパン
- ハワイ
アジア
- インド
- インドネシア
- カンボジア
- シンガポール
- タイ
- バングラデシュ
- フィリピン
- ブルネイ
- ベトナム
- マカオ
- マレーシア
- ミャンマー
- モンゴル
- ラオス
- 韓国
- 香港
- 台湾
- 中国
オセアニア
- オーストラリア
- ナウル
- ニュージーランド
- フィジー
ヨーロッパ
- アイスランド
- アイルランド
- アゾレス諸島
- アンドラ
- イギリス
- イタリア
- ウクライナ
- エストニア
- オーストリア
- オランダ
- カザフスタン
- カナリア諸島
- キプロス
- ギリシャ
- クロアチア
- サンマリノ
- ジョージア
- スイス
- スウェーデン
- スペイン
- スペイン領北アフリカ
- スロバキア
- スロベニア
- チェコ
- デンマーク
- ドイツ
- トルコ
- ノルウェー
- バチカン
- ハンガリー
- フィンランド
- フランス
- ブルガリア
- ベルギー
- ポーランド
- ポルトガル
- マディラ諸島
- モナコ
- ラトビア
- リトアニア
- リヒテンシュタイン
- ルーマニア
- ルクセンブルク
- ロシア
中南米
- 米領バージン諸島
- エクアドル
- チリ
- プエルトリコ
- ブラジル
- ペルー
- メキシコ
中東
- アラブ首長国連邦
- イスラエル
- オマーン
- カタール
- サウジアラビア
- ヨルダン
アフリカ
- エジプト
- ガーナ
- ナイジェリア
- 南アフリカ
- モロッコ
- レソト
最新の対応国・地域は変更される可能性があるため、渡航前には必ず公式サイトで最新情報を確認する必要があります。
データ容量は国内と合わせて30GBまで
ahamoの海外データ通信は、国内利用分と共有で月30GBまで利用できます。
例えば、国内で既に15GB使用している場合、海外では残り15GBが使えるという計算です。海外用に別途データ容量が用意されるわけではなく、あくまで国内外の合計が30GBという点に注意が必要です。
30GBを超過すると、国内外ともに通信速度が最大1Mbpsに制限されます。この速度制限は、1GBあたり550円(税込)でデータ容量を追加購入すれば解除できます。
30GBあれば、一般的な旅行や短期出張では十分な容量です。参考までに、30GBでできることの目安は以下の通りです。
| 用途 | 30GBで使える目安 |
|---|---|
| 動画サービスの利用※1 | 約25時間 |
| 音楽サービスの利用※2 | 約6000曲ダウンロード |
| オンライン会議/学習※3 | 約50時間 |
| ニュースサイトの閲覧※4 | 9.9万ページ |
| メールの送受信※4 | 6万通 |
| 地図アプリ※4 | 3万回の使用 |
※2 音楽(128kbps)を聴いた場合のデータをもとに計算。ダウンロード可能楽曲数は楽曲により前後します。
※3 出典:NNECネッツエスアイ(株)SymphonictBlogのデータをもとに計算。
※4 出典:総務省「携帯電話ポータル」のデータをもとに計算。
※ 利用される通信環境によって消費データ量は異なります。
15日を超えると速度制限がかかる
ahamoの海外ローミングには、海外で最初にデータ通信を利用した日から15日経過後の日本時間0時以降、通信速度が最大128kbpsに制限されるというルールがあります。
この128kbpsという速度は非常に遅く、Webページの閲覧やアプリの利用はほぼ困難になります。メールやテキストベースのメッセージ送受信がかろうじて可能な程度と考えるべきです。
この15日制限は、データ容量を追加購入しても解除されません。解除する唯一の方法は、日本に帰国してデータ通信を行うことです。
例えば、9月1日に海外で初めてデータ通信を使った場合、9月15日までは通常速度で利用でき、9月16日の日本時間0時から速度制限がかかります。
15日以上の長期滞在を予定している場合は、現地のプリペイドSIMやeSIMなど、代替手段の検討が必要です。
大盛りオプションでも海外は30GBまで
ahamoには、月額4,950円(税込)で100GBまで使える「大盛りオプション」があります。しかし、大盛りオプションに加入していても、海外で使えるのは30GBまでという点に注意が必要です。
大盛りオプションの追加80GBは国内専用で、海外では利用できません。この点を誤解して海外で大量にデータを使おうと考えると、30GB到達後に速度制限がかかって困ることになります。
また、大盛りオプション加入中は、30GBを超えて速度制限がかかった場合、1GBあたり550円のデータ追加購入をしても速度制限が解除されません。日本に帰国するか、翌月まで待つ必要があります。
ahamoの海外利用で高額請求を回避するための5つの対策

ここまでの内容を踏まえて、ahamoを海外で安心して使うための具体的な対策を5つご紹介します。
出発前に渡航先が対応エリアか必ず確認
最も基本的で重要な対策は、渡航前にahamo公式サイトで滞在先が対応エリアに含まれているか確認することです。
ahamo公式サイトで、最新の対応状況を必ずチェックする必要があります。対応エリアは追加・変更されることがあるため、以前訪れた国でも最新情報の確認が必要です。
複数の国を訪れる旅程の場合は、すべての滞在国が対応エリアに含まれているか確認が必要です。一部の国だけが非対応だった場合、その国ではデータローミングをオフにするなどの対応が必要になります。
データローミングのオン・オフを正しく設定
ahamoを海外で使うには、スマホの設定で「データローミング」をオンにする必要があります。正しい設定方法を理解しておくことが重要です。
- 「設定」アプリを開きます
- 「モバイル通信」をタップします
- 「通信のオプション」をタップします
- 「データローミング」をオンに切り替えます
- 「設定」アプリを開きます
- 「ネットワークとインターネット」をタップします
- 「モバイルネットワーク」をタップします
- 「データローミング」をオンに切り替えます
※Android端末は機種によって設定手順が異なる場合があります。
重要なのは、帰国後に必ずデータローミングをオフに戻すことです。オンのままにしておくと、意図せず国際ローミングが作動してしまう可能性があります。
また、非対応国に入る場合や、飛行機での移動中は、データローミングをオフにするか機内モードに設定しておくと安心です。
通話・SMSはLINEなどのデータ通信で代替
高額請求の最大のリスクである音声通話とSMSを避けるため、連絡手段はデータ通信を使ったアプリに切り替えることが強く推奨されます。
以下のアプリを活用すれば、通話料金を気にせずコミュニケーションが取れます。
- LINE▶︎ 無料通話・ビデオ通話・メッセージが使える日本で最もポピュラーなアプリ
- WhatsApp▶︎ 世界中で広く使われているメッセージアプリ。音声・ビデオ通話も可能
- Skype▶︎ ビジネス用途でも使われる信頼性の高い通話アプリ
- FaceTime▶︎ iPhone同士なら標準搭載の高品質ビデオ通話
- Google Meet▶︎ Googleアカウントで簡単に使えるビデオ会議アプリ
これらのアプリを使った通話やメッセージは、すべてデータ通信量にカウントされるだけで、別途通話料金は発生しません。ahamoの定額範囲内で安心して利用できます。
ただし、緊急時の連絡や、現地の施設への問い合わせなど、どうしても音声通話が必要な場合もあります。その際は通話時間を最小限に抑え、要件を簡潔に伝えるよう心がけることが望ましいです。
データ使用量をこまめにチェックする
30GBの上限を超えないよう、滞在中はデータ使用量を定期的に確認する習慣をつけることが推奨されます。
ahamoのデータ使用量は、以下の方法で簡単に確認できます。
- ahamoアプリのホーム画面
- ahamo公式サイトのマイページ
- スマホの設定画面(端末側の統計機能)
海外滞在中は、トップ画面に国内・海外でのデータ使用量がそれぞれ表示されます。1日1回程度チェックする習慣をつけると、使いすぎを防げます。
- ホテルやカフェのWi-Fiを積極的に活用します
- 動画視聴は宿泊先のWi-Fi環境で行います
- アプリの自動更新をオフにします
- 写真のクラウド自動バックアップを一時停止します
- SNSアプリの動画自動再生をオフにします
これらを意識するだけで、データ消費量を大幅に抑えられます。
15日以上の長期滞在なら代替手段も検討
15日を超える長期滞在の場合、ahamoだけでは速度制限がかかってしまうため、代替手段を併用することが推奨されます。
以下のような選択肢があります。
| 手段 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 現地プリペイドSIM | 容量が多く料金も安い | 購入手続きが必要、SIMロック解除が必要 |
| 海外eSIM | オンラインで即購入・設定可能 | 対応端末が限られる |
| 海外Wi-Fiルーター | 複数デバイスで共有可能 | レンタル料金がかかる、機器の持ち運びが必要 |
| 現地Wi-Fiサービス | ホテルやカフェで無料利用可能 | セキュリティリスク、利用場所が限定 |
最も推奨されるのは、ahamoとeSIMの併用です。最近のiPhoneやAndroid端末の多くはデュアルSIM対応で、ahamoのSIMと現地eSIMを同時に使えます。
例えば、最初の15日間はahamoを使い、それ以降は現地eSIMに切り替えるという使い方が可能です。ahamoの電話番号は維持されるため、緊急時の連絡手段も確保できて安心です。
実際に海外でahamoを使った人の口コミ

実際にahamoを海外で利用した方々の声をご紹介します。以下は利用者の体験談の一例です。
「追加料金なしで使えて安心だった」という声
最も多く見られたのが、追加料金の心配なく使えたという安心感を評価する声です。
事前申込不要で追加料金もかからないというシンプルさが、多くのユーザーに評価されています。特に海外渡航が初めての方や、スマホの設定に不慣れな方からの支持が高いようです。
「通話料金に注意が必要」という体験談
一方で、通話料金について注意喚起する声も見られました。
データ通信は定額でも、音声通話は別料金という点の理解不足が、思わぬ請求につながったケースです。海外での連絡はできる限りデータ通信を使ったアプリで行うことが重要です。
「15日制限に注意」という長期滞在者の声
長期滞在者からは、15日制限に関する体験談が寄せられています。
15日制限は、短期の旅行や出張では問題になりませんが、長期滞在では代替手段が必要です。事前に滞在期間を確認し、15日を超える場合は現地SIMやeSIMの併用を計画しておくことが大切です。
ahamoの海外利用でよくある質問
ahamoの海外利用について、よく寄せられる質問にお答えします。
30GBを超えたらどうなる?
国内外の合計データ使用量が30GBを超えると、通信速度が送受信時最大1Mbpsに制限されます。
この1Mbpsという速度は、高速ではありませんが、SNSやメッセージアプリ、地図アプリの利用には十分対応できる速度です。動画視聴は標準画質でも厳しくなりますが、旅行中の基本的な用途は問題なく使えます。
速度制限を解除したい場合は、1GBあたり550円(税込)でデータ容量を追加購入できます。ただし、大盛りオプション加入中は、この追加購入による速度制限解除ができないため注意が必要です。
また、30GBを超えても追加料金が自動的に発生することはありません。高額請求にはならないので安心できます。
着信でも通話料金はかかる?
はい、海外では着信でも通話料金が発生します。これは多くの方が見落としがちなポイントです。
日本国内では着信は無料ですが、海外ローミング中は発信だけでなく着信にも料金がかかります。着信料金は国や地域によって異なりますが、1分あたり数十円から100円以上かかることもあります。
知らない番号からの着信や、重要度の低い電話は出ないようにするのが賢明です。緊急の連絡が予想される場合は、事前に相手にLINEなどのデータ通信アプリで連絡してもらうよう伝えておくことが望ましいです。
また、留守番電話サービスも着信扱いになるため、海外滞在中は留守番電話設定をオフにしておくことが推奨されます。
Wi-Fiを使えば料金は発生しない?
はい、Wi-Fi接続中はahamoのデータ通信量にカウントされません。
ホテル、カフェ、空港などのWi-Fiに接続している間は、ahamoのモバイルデータ通信は使用されないため、30GBの容量を消費しません。Wi-Fi環境を積極的に活用すれば、データ容量を大幅に節約できます。
ただし、Wi-Fi接続中でも音声通話やSMSには通常の料金がかかります。Wi-Fiで料金がかからないのは、あくまでデータ通信のみです。
また、公共Wi-Fiを利用する際は、セキュリティに注意が必要です。銀行アプリやクレジットカード情報の入力など、重要な個人情報を扱う操作は、信頼できるネットワークで行うようにすることが推奨されます。
帰国後に設定を戻し忘れたらどうなる?
帰国後もデータローミングをオンのままにしていても、日本国内では問題ありません。
日本ではahamoの国内ネットワークに自動的に接続されるため、海外ローミング料金が発生することはありません。データローミングの設定は、あくまで海外の通信網に接続するかどうかを制御するものです。
ただし、念のため帰国後はデータローミングをオフに戻しておくことが推奨されます。空港など国境付近では、意図せず海外の電波を拾ってしまう可能性がゼロではないためです。
設定の切り替えは数秒で完了する簡単な作業なので、帰国時の習慣にしておくと安心です。

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まとめ:ahamoは正しく使えば海外でも高額請求の心配なし
この記事では、ahamoの海外利用における高額請求のリスクと、その回避方法について詳しく解説してきました。最後に重要なポイントをまとめます。
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