「iPhoneが1円で買える!」そんな魅力的な広告を見たことはありませんか?
一見お得に見えるこのキャンペーン、実はあなたにとって予期せぬ落とし穴が潜んでいるかもしれません。
実は、この「1円スマホ」には、「一括1円」と「実質1円」の2つのパターンがあり、それぞれに全く異なる仕組みとなっており、契約内容が大きく違います。
「一括1円」であれば、1円でスマホの購入が可能です。
一方、「実質1円」だと、基本的に24ヶ月目にスマホを返却することが前提とされている場合が多いです。
これは、各通信キャリアが設けている端末購入プログラムによるもので、残価設定型の分割払いを利用し、一定期間経過後にスマホを返却することで、残りの支払いを免除するといった仕組みになっているからです。
つまり、一定期間は月々1円になりますが、一定期間経過後にはスマホを返却するか、返却しない場合はスマホの残金を支払っていく必要があります。
これにより、「1円でスマホが手に入る!」と思って購入したのに、最終的には大きな金額を支払うことになる可能性もあります。また、返却時に端末が故障している場合などは、追加料金が発生することもあるので、慎重に契約内容を確認しておくことが重要です。
2024年12月26日からの、「電気通信事業法第27条の3等の運用に関するガイドライン」の改正により1円スマホは消滅すると言われていましたが、現在も1円スマホのキャンペーンが実施されているところがあるようです。
今回は、「1円スマホ」のカラクリやデメリットについて徹底解説します。
購入前に知っておくべき注意点をチェックして、賢くスマホを選びましょう。
目次
iPhoneがなぜ1円で買える?1円スマホのカラクリとは?
「iPhoneが1円で買える!」と聞くと、誰もが驚きますよね。
実際に、「1円スマホ」のキャンペーン広告がよく目にされます。しかし、そんな魅力的な広告に飛びつく前に、少し立ち止まって考えてみてください。
実は、この「1円スマホ」には大きなカラクリが隠されていることが多いのです。
ここでは、なぜiPhoneが1円で手に入るのか、その背後にある契約内容の仕組みについて詳しく解説します。
実は、「1円スマホ」には2つのパターンがあり、それぞれで大きく異なる仕組みになっています。
それぞれの仕組みを詳しく解説します。
「一括1円」スマホとは?
「一括1円」スマホとは、その名の通り、スマホを一括で1円で購入できるキャンペーンです。
この場合、購入時に支払う金額は1円であり、特別な条件がなければ追加費用は発生しません。
「一括1円」の魅力は、端末代金が非常に安い点です。
スマホの費用を抑えたい方にとっては、大きなメリットになるでしょう。
ただし、「一括1円」で販売されているスマホは、エントリーモデルと呼ばれる格安スマホの機種である場合が多いです。
これらの機種は、価格を抑えるためにスペックが控えめであることが一般的です。
そのため、スマホを頻繁に使用する人や、高性能なカメラや高速処理を求めるユーザーにとっては、物足りなく感じることもあるかもしれません。
特にゲームや動画編集、複数のアプリを同時に使用する場合には、性能が不足してしまう可能性があります。
また、「一括1円」のスマホを購入する際は、通信契約がセットになっており、条件として特定のプランに加入することが求められることがほとんどです。
このため、契約内容や条件をしっかり確認せずに購入すると、予期しない費用が発生したり、長期的な契約に縛られることがあります。
購入前に、プラン内容や契約期間、解約条件などを十分に理解してから契約することが重要です。
また、エントリーモデルのスマホを選ぶ際には、機種の性能が自分の使用目的に合っているかどうかも確認しておきましょう。
「実質1円」スマホとは?
「実質1円」スマホとは、24ヶ月目にスマホを返却することを前提に、一定期間、端末代金を月々1円にするというものです。
これは、各通信キャリアが設けている端末購入プログラムによるもので、残価設定型の分割払いを利用し、一定期間経過後にスマホを返却することで、残りの支払いを免除するといった仕組みになっています。
つまり、2年間は端末代金が、月々1円になりますが、それ以降は、スマホを返却するか、返却しない場合はスマホの残金を支払っていく必要があります。
iPhoneなどの人気機種が「1円スマホ」の対象となることがありますが、これらは「実質1円」で提供されることが多いです。
「実質1円」の魅力は、高性能な機種でも、初期費用を大幅に抑えられる点です。
スマホを頻繁に使用する方や、複数のアプリを同時に使用したり、ゲームや動画編集を行う方にとって、性能面で十分なスペックを備えた機種を低コストで手に入れられるのは大きなメリットです。
しかし、このプランを利用する場合、一定期間後にスマホを返却するか、返却しない場合は残金を支払う必要があるため、最終的に総支払額が高くなる可能性もあります。
また、スマホ返却時に端末が故障している場合などは、追加料金が発生することもあるので、注意が必要です。
1円スマホに条件はある?
「1円スマホ」と聞くと、誰でも手軽に購入できると思うかもしれませんが、実際にはいくつかの条件がついている場合が多いです。
契約内容やプランによっては、1円という価格が実際にはあまりお得ではないことも。
では、1円スマホにはどのような条件があるのでしょうか?
ここでは、下記の2点に分けて詳しく解説します。
- 「一括1円スマホ」の条件
- 「実質1円スマホ」の条件
「一括1円スマホ」の条件
「一括1円」スマホとは、その名の通り、端末代金が1円であることを指します。
購入時に1円だけ支払えば、端末は自分のものになります。
しかし、多くの場合、通信サービス契約をすることなど、いくつかの条件があります。
- 通信サービス契約をすること
- 特定のプランに加入すること
- 一定期間、契約を継続すること
販売店によって、条件が異なる場合があるので、購入前に条件を確認しておくことが重要です。
「実質1円スマホ」の条件
「実質1円」スマホは、24ヶ月目にスマホを返却することを条件に、一定期間、端末代金が月々1円になる仕組みです。
これにより、高性能なスマホでも初期費用を大幅に抑えることができますが、端末返却などの条件があります。
- 24ヶ月目に端末を返却すること
- 指定のプランに加入すること
- 一定期間、契約を継続すること
常に最新機種を使いたい!という方にはおすすめの購入方法です。
契約前に、しっかり内容を確認しましょう。
1円スマホをすぐ解約してもいい?一番お得な返却のタイミングと返却時の注意点を解説
1円スマホを契約後、すぐに解約や他社へ乗り換えしても問題ないのでしょうか?
実際、1円スマホをすぐに解約しても、解約金はかからないことが多いです。
ただし、短期解約で、利用実態がない回線などの解約には、解約金がかかる場合もあります。
ここでは、1円スマホの短期解約はやめた方がいい理由と一番お得な返却のタイミングを解説します。
1円スマホをすぐ解約してもいい?
「1円スマホを契約後に、すぐ解約しても大丈夫?」
「1円スマホを手に入れて、すぐに他社に乗り換えしてもいい?」
お得にスマホを購入したいと考えている方には、こんなことを思っている方もいるのではないでしょうか?
実際、1円スマホをすぐに解約しても、解約金はかからないことが多いです。
ただし、短期解約で、利用実態がない回線などの解約には、解約金がかかる場合もあります。
さらに、短期解約を繰り返しているとキャリア間のブラックリストに載ってしまう恐れがあり、新しい回線の契約ができなくなってしまう恐れもあります。
どのくらいの期間が短期解約になるのか、各キャリアでの明確な基準は明らかになっていませんが、最低でも6ヶ月間は契約を継続した方がいいと言われています。
以上のことから、1円スマホの短期解約はやめた方がいいでしょう。
一番お得な返却のタイミングを解説
「実質1円」スマホの場合、24ヶ月目までに端末を各キャリアに返却することが条件となっている場合が多いです。
「実質1円」スマホの、一番お得な返却のタイミングは24ヶ月目までに返却することです。
多くのプランでは、端末代金が分割払いで設定されており、通常、期間が24ヶ月に設定されています。
この24ヶ月目までに端末を返却することで、残りの支払いを免除されるため、コストを抑えることができます。
24ヶ月目以降に返却しない場合、スマホの残金を支払い続ける必要があるため、返却が遅れるほど支払いが増えてしまいます。
そのため、24ヶ月目までに端末を返却するのが最もお得です。
早めに返却することで、余分な支払いを避け、最大のコストパフォーマンスを得ることができます。
契約内容によって返却期限や条件が異なることもあるため、事前に確認し、最適なタイミングで返却することが重要です。
返却時の注意点
1円スマホの返却時の注意点は大きく2つあります。
- 返却する時期を把握しておく
- 端末の状態を確認する
詳しく解説していきます。
返却する時期を把握しておく
「実質1円」スマホは、24ヶ月目までに端末をキャリアに返却することが条件となっています。
24ヶ月目を過ぎると、端末の残金の支払いが発生するので、費用をなるべく安く抑えたい場合は、契約期間をしっかり把握しておくことが重要です。
端末の状態を確認する
返却時にスマホが傷ついていたり、故障していた場合は、別途、故障時利用料の支払いが発生するので注意が必要です。
ドコモ、au、ソフトバンクいずれも、故障時利用料は22,000円です。
1円で手に入れたスマホでも、返却時に負担金があれば残念ですよね。
しかし、各通信キャリアの端末補償サービスに加入していれば、故障時利用料金は2,200円に抑えることができます。
- ドコモ「smartあんしん補償」
- au「故障紛失サポート」
- ソフトバンク「あんしん保証パック」
返却前に自分が契約している端末補償サービスの内容をチェックしておきましょう。
購入前にチェック!1円スマホのメリット・デメリット
1円スマホにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
購入前に知っておくことで、後悔することなく、最適な選択ができるでしょう。
メリットとしては、初期費用を大幅に抑えられることが挙げられます。特に、最新のスマホを低価格で手に入れられる点は大きな魅力です。
デメリットとしては、指定のプランに加入することが条件となっている場合が多い点です。
さらに「実質1円」スマホについては、24ヶ月目までにスマホを返却することが条件となっている場合が多く、最終的に自分の手元にスマホが残らない点です。
また、24ヶ月目を過ぎると、残金の支払いが発生し、支払う金額が想定よりも高くなることがあります。
これらのメリットとデメリットを理解してから購入することで、より賢いスマホ選びができるでしょう。
1円スマホのメリット
1円スマホの最大の魅力は、なんといってもその安さです。
- 端末代金が1円なので、とにかく予算を抑えたい方にはおすすめ!
- 「実質1円」のスマホであれば、iPhoneなどの高性能な機種が対象の場合あり!
常に最新機種を使いたい方や、スマホヘビーユーザーの方はおすすめ
端末代金が1円で購入できるため、スマホの使用頻度が少ない方や、とにかく予算を抑えたい方には魅力的な選択肢となります。
また、「実質1円」のスマホであれば、iPhoneなど高性能な機種が対象になっていることがあるため、常に最新の機種を使いたい方や、ゲームや動画視聴など、複数のアプリを同時に使う方には大変おすすめの購入方法です。
1円スマホのデメリット
1円スマホのデメリットは、指定プランの加入が条件になっている場合が多い点です。
このプランは、通常、一定の通信量や契約期間が決められており、自分の使用状況に合わないことがあります。特に、通信量が多くない方にとっては、過剰なプランに加入することになり、結果的に月々の支払いが高くなる可能性もあります。
また、「実質1円」スマホの場合は、24ヶ月目までにスマホを返却することが条件となっており、最終的にスマホは手元に残りません。
24ヶ月目を過ぎても使い続けることはできますが、残金の支払いが発生し、支払う金額が想定よりも高くなることがあります。(残金の支払いが完了すれば、スマホは自分の物となり手元に残しておくことができます。)
契約前にこれらの条件をしっかりと確認しておくことが重要です。
iPhoneが1円で買える?1円スマホの落とし穴!まとめ
この記事では、1円スマホのカラクリやデメリットなどについてご紹介しました。
- 1円スマホには「一括1円」と「実質1円」があり、それぞれ仕組みが違う
- 1円になる条件として、指定プランへの加入や、24ヶ月目までにスマホを返却することなどがある
- iPhoneなどの高性能な機種が、1円スマホの対象機種になっていることもある
1円スマホには、特定の通信プランへの加入や端末返却の条件など、いくつかの注意点があります。
これらの条件を理解せずに契約すると、後々予期しない費用が発生することがあります。
しかし、契約前にしっかりとプラン内容や返却条件、契約期間などを確認すれば、賢くお得に利用することができます。
自分の使用目的に合ったプランを選び、条件を確認した上で契約を行うことで、1円スマホを最大限に活用できるでしょう。