「月々の料金はできるだけ抑えたい。でもデータ容量や家族で使える割引を考えると、auの方がイイかも…。」
こんな悩みをきっかけに、UQモバイルからauへの乗り換えを考える人が増えています。
UQモバイルとauは同じ回線を利用していますが、料金プランやキャンペーンなど様々な違いがあります。
この記事ではUQモバイルからauに乗り換える前に知っておいて欲しいことや、それぞれの違いについてご紹介。
読み終えるころには、あなたが「UQモバイル」と「au」どちらにピッタリかわかるはずです。
- UQモバイルからauに乗り換えるデメリット
- UQモバイルからauに乗り換えるメリット
- UQモバイルからauに乗り換える手順
- 乗り換え時に使える最新のキャンペーン・割引情報
目次
UQモバイルからauに乗り換える4つのデメリット
UQモバイルからauに乗り換える場合に、気になるのがデメリットです。
実際に、乗り換えてから「こんなはずじゃなかった…」と感じる人も少なくありません。
ここでは料金の違いから、意外と見落としがちな細かい注意点まで、事前に知っておきたいポイントをご紹介します。
基本料金が高くなる|利用量が合わない場合も注意
auはUQモバイルより基本料金が高い設定のため、家族割や光回線の割引が無い場合は数千円単位で料金の負担が大きくなります。
くわえて、影響が大きいのは「ピッタリの料金プランが無い場合」です。
どちらにも従量制・定額制のそれぞれの選択肢がありますが、利用できる容量が大きく違います。
UQモバイルの料金プラン
項目/プラン | トクトクプラン2 | コミコミプランバリュー |
---|---|---|
プラン種別 | 従量型 | 定額型 |
料金(通常) | 4,048円 | 3,828円 |
料金(割引適用時) | 1,628円~2,728円 | 3,828円(割引適用外) |
容量 | 5GB〜30GB | 35GB |
備考 | — | 10分通話定額 含む |
auの料金プラン
項目/プラン | スマホミニプラン+ 5G/4G | 使い放題MAX+5G/4G |
---|---|---|
プラン種別 | 従量型 | 定額型 |
料金(通常) | 4,928円~8,228円 | 7,788円 |
料金(割引適用時) | 2,398円~5,698円 | 5,258円 |
容量 | 1GB〜5GB | 使い放題 |
備考 | — | 200GB超で最大5Mbps制限 |
UQモバイルの従量制が「30GB上限」なのに対して、auは「5GB」上限。つまり、UQで6~30GB利用していた人は「我慢して5GBの従量制」か「高いお金を払って使い放題」を選択しなければならないのです。
乗り換えを検討する場合は「自分の利用量はどのプランに合うか」「割引条件をどれぐらい満たせるか」をしっかり確認することが損をしない大事なポイントです。
通話オプションが少なくなる
UQモバイルでは「通話放題(24時間かけ放題)」「通話放題ライト(10分/回かけ放題)」「通話パック60(月間60分定額)」の3択ですが、auは「通話定額2(24時間かけ放題)」と「通話定額ライト2(5分/回かけ放題)」の2択が基本です。
中間の“分数系(60分/月)”オプションはauに用意がなく、選び分けの自由度はUQモバイルの方が高めです。
また、短時間かけ放題の無料時間が「UQの10分/回」→「auの5分/回」へ短縮されます。1回の通話が5〜10分に収まりやすい人は、同じ“ライト系”でもUQの方が実態に合うケースが多く、auへ移ると超過課金が増えやすい点に注意が必要です。
なお、通話オプション加入中は両社とも「電話きほんパック(V)」が無料になるため、留守電・割込通話などの基本機能は維持できます。
月間の発信合計が数十分(とくに30〜60分程度)の人ほど、選択肢の差がデメリットになり得ます。
通話オプション | UQモバイル | au |
---|---|---|
短時間かけ放題(ライト) | 通話放題ライト(10分/回かけ放題):880円/月 | 通話定額ライト2(5分/回かけ放題):880円/月 |
24時間かけ放題 | 通話放題:1,980円/月 | 通話定額2:1,980円/月 |
中間の“分数系” | 通話パック60(60分/月):660円/月 | なし |
節約モードが使えない
UQモバイルには、通信速度を300kbpsにする代わりにギガを消費しない「節約モード」があります。

この機能はアプリ1つで簡単切り替え。低速時でもSNSや音楽アプリは問題なく使えるため、普段からデータ量を節約したい人にとっては欠かせない機能です。
しかし、auにはこの機能がないため、バックグラウンドの通信や何気ない利用でどんどんギガが消費されます。
これにより、同じ使い方でも「料金が高い」「いつもより早く速度制限になる」といったリスクが生まれる可能性があります。
UQメールアドレスが継続できない
UQモバイルで利用できる「@uqmobile.jp」のメールアドレスは、auに乗り換えると引き継げません。
日常的にGmailやLINEを使っている人には影響が小さいですが、メインでUQメールを使っている場合は、別なアドレスの案内などをして切り替えねばなりません。
細かいところですが、人間関係にも関わるポイントですので、利用している方は注意しておきましょう。
UQモバイルからauに乗り換えるメリット
UQモバイルからauに乗り換えると、利用できるサービスや割引の幅が広がります。
auには「データを気にせず使える無制限プラン」や「最新機種の選択肢」など、大手キャリアならではの魅力が揃っています。
ここでは、その中でも代表的なメリットについて詳しく紹介します。
無制限プランを利用できる|マネ活でさらにお得に
auに乗り換える大きなメリットの1つが、データを気にせず使える無制限プランの存在です。
UQモバイルの上限は最大でも35GBですが、auの「使い放題MAX+5G/4G」なら月200GBまでは制限なく利用可能。超過後も通常利用に支障が無い5Mbpsで通信ができます。
動画視聴やテザリングなど大容量を必要とする人は、auに変えることでストレスフリーな環境が手に入れられるでしょう。
また、auには「auマネ活バリューリンクプラン」「auマネ活プラン+」といった無制限プランも用意されています。
これは「auPay」や「auじぶん銀行」の利用を前提としたプランで、利用するほど還元されるポイントをもとに「無制限プランの実質金額を下げる」といったものです。
定額があることはもちろん、キャッシュレスなどとの組み合わせで料金をお得にできる点は、auならではのメリットです。
最新スマホを含めた豊富なラインナップ
auでは最新のiPhoneやGalaxy、Xperiaといった人気モデルを発売直後から購入できます。
さらにTORQUEなどの独占モデルも扱っており、選択肢の幅はUQモバイルより圧倒的に広いのが特徴です。
契約と同時に最新端末を手に入れたい人にとっては、手間も少なくうれしいポイントといえるでしょう。
NetflixやU-NEXTなどエンタメサービスを割安で利用できる

auでは、通信契約とあわせて人気のエンタメサービスを通常より安く使える特典があります。
大手のサービスが数多くあり、日常的に動画や音楽のサブスクを利用している人にとっては、月々の負担が減るうれしい特典です。
割引額は対象プラン毎に異なるので、公式サイトにて確認してください。
UQモバイルとauの料金や速度を比較!
UQモバイルとauは同じ回線を利用していますが、料金や速度は大きな違いがあります。
ここでは、それぞれの特徴を明確にしながら、料金プランのと速度や安定性について比べていきます。
料金プランを比較
UQモバイル・auともに「従量制」と「定額制」それぞれの料金プランを用意していますが、いずれもUQモバイルの方が安い価格設定になっています。
ただし、利用できるデータ容量がそれぞれ違うため、単純に比較をしてはいけません。
比べる際には、「自分の利用するデータ量がどのプランに当てはまるか」を確認したうえで、検討することが重要です。
従量型プランの比較
項目 | UQモバイル:トクトクプラン2 | au:スマホミニプラン+ 5G/4G |
---|---|---|
料金(通常) | 4,048円 | 4,928円~8,228円 |
料金(割引適用時) | 1,628円~2,728円 | 2,398円~5,698円 |
利用できる容量 | 5GB〜30GB | 1GB〜5GB |
定額型プランの比較
項目 | UQモバイル:コミコミプランバリュー | au:使い放題MAX+5G/4G |
---|---|---|
料金(通常) | 3,828円 | 7,788円 |
料金(割引適用時) | 3,828円(割引適用外) | 5,258円 |
利用できる容量 | 35GB ※+10分通話定額 | 使い放題 ※200GB超で5Mbps制限 |
もし「選ぶのが難しい…」という場合、まずは「少ないデータ量ならUQ」「容量気にせずたくさん使いたいならau」というところから考ればシンプルでしょう。
なお、auにはキャッシュレス(auPay)や銀行サービス(auじぶん銀行)を絡めてお得になるプランもありますのので、公式ページより確認をしてみてください。
通信速度と安定性を比較
UQモバイルとauは同じ回線を使っているため、通信エリアや速度に違いはありません。
ただし、サブブランドであるUQは、混雑する時間帯での速度制御を受けやすいため「遅い」「電波が悪い」と感じることが多くなります。
UQモバイルに速度制御が入った場合でも「日常利用に不便が無い程度の速度が出る」と言われていますが、安定した通信を求めるなら、auがおすすめです。
UQモバイルからauへ乗り換える方法・手順
UQモバイルからauへの乗り換えは、他社からのMNPに比べて手続きが簡単です。
MNP予約番号の取得も不要で、店頭・オンラインどちらでも手続きができます。
手続きの際にはまず必要な情報を用意しましょう。
必要なもの | 内容 |
---|---|
au ID / パスワード | au Online Shopログイン用 |
本人確認書類 | 対象サービス利用時のみ |
クレジットカード(契約者名義) | 端末一括購入の場合のみ |
店頭での手続きを希望する場合は、確認書類を用意して店頭へ訪問すれば、スタッフが対応してくれます。ただし、時間帯や時期によっては混雑しているケースもあるため、事前に来店予約は行ってください。
もし、「予約が面倒」「店頭で時間をかけたくない」という方はオンラインがおすすめです。
乗り換えと同時に端末を購入する場合はもちろん、UQモバイルで使っていた端末をそのまま利用する場合でも、手続きは au Online Shop から行えます。
- au Online Shopで商品・契約種別の選択(UQ mobileから乗りかえ(番号移行))
- 申込者の本人確認
- 料金プラン・支払い方法・下取りなど注文内容の入力
- 注文内容を確認し、確定
- 端末の配送・受け取り(2〜4日程度)
- 商品の初期設定・回線切り替え(SIM/eSIM切り替え、データ移行など)
オンライン手続きは自宅で完結できるのが大きな魅力です。
店頭のサポートを受けたい人は直接来店、コストや時間を抑えたい人はオンラインと自分に合った方法を選ぶとよいでしょう。
UQモバイルからauに乗り換える時に使えるキャンペーン・割引
UQモバイルからauへ乗り換えるときは、端末代や月額料金を抑えられるキャンペーンが多数用意されています。
UQモバイル→au移行プログラム
UQモバイルからauへ番号をそのまま移行するユーザーは基本料金と端末代金が割引されます。
項目 | 内容 |
---|---|
基本料割引 | 毎月2,640円(税込)×12カ月 |
本体割引 | au online shopでの端末購入が割引 |
- UQモバイルを6カ月以上利用していること
- 番号をそのままauに移行すること(MNP同一番号移行)
- 対象料金プランへの加入(使い放題MAXなどの定額系プラン)
- 法人契約は対象外
割引の適用は移行した翌月から始まります。対象プランを解約・変更すると、その時点で割引は終了する点には注意が必要です。
また、一部料金プランは割引対象外となるケースがあるため、希望のプランが対象か確認の上で手続きをするとよいでしょう。
au Online Shopお得割
「au Online Shopお得割」は、オンラインで対象機種を購入することで端末代金が割引されるキャンペーンです。
UQモバイルからの乗りかえも対象に含まれており、条件を満たせば大幅な割引を受けられるのが魅力です。
項目 | 内容 |
---|---|
割引対象 | 対象の5Gスマホ・iPhone・Android端末 |
割引金額 | 新規契約・乗りかえで最大44,000円割引 |
機種変更時の割引 | 最大5,500円の割引 |
- au Online Shopで対象機種を購入すること
- 対象料金プランに加入すること(スマホミニプラン/スマホミニプラン+は対象外)
- 新規・乗り換えであること
- 分割払い、または「スマホトクするプログラム」を利用して購入すること
対象機種はiPhoneからAndroidまで幅広く、最新機種もラインナップされています。
乗り換えと同時に端末購入を検討している方は、au online shopでの購入を検討する価値ありです。
下取りプログラム
乗り換えの際、端末購入と同時に不要になった端末を下取りに出すことでポイント還元や割引が受けられます。
項目 | 内容 |
---|---|
還元内容 | 機種の状態、ランクによってPontaポイント還元または端末代金から直接還元 |
最大還元額 | 最大130,900円相当 |
対象機種 | スマホ/タブレット/auケータイなど他社の携帯も含め幅広い |
- 機種変更・UQモバイルからauへの番号移行・他社からの乗りかえの際に、端末を購入すること
- 下取りする機種が水濡れ・故障なしで、正常に動作すること
- au携帯電話購入1台につき、下取りする対象機種は1台
- 製造番号や動作確認が取れること。ネットワーク利用制限等がある機種は対象外
下取りの際は「対象端末かつ条件を満たしているか」といった点をまず確認されます。そのうえで、傷などの状態を診断し査定価格が決まる流れです。
auでは査定だけでも歓迎されており、「下取り査定キャンペーン」という施策を実施しています。ノベルティも貰えるので、迷っている人は一度査定をしてもらうと良いでしょう。
また、iPhoneに関しては定期的に「下取り増額キャンペーン」を実施していますので、乗り換えの際には必ずチェックしてみてください。
スマホトクするプログラム
スマホトクするプログラムは「端末を返却する前提の分割」を組むことで端末代金の負担を減らせる。
自動車の購入時に用いられる「残クレ」によく似ており、対象機種を24回払いで購入し、13か月目以降に端末を返却すれば、最終回分(残価)の支払いが不要になります。
これにより、実質的な端末代を抑えられるのが大きなメリットです。
項目 | 内容 |
---|---|
分割代金の削減 | 残価設定することで月々の負担が減る |
一部端末料金の支払いが不要 | 13〜25か月目の間に返却すれば、残価の支払いが不要 |
- 購入時に申し込むこと(端末は24回払い)
- 対象機種をauで購入する必要あり(持ち込み端末は対象外)
- 購入端末を12か月以上利用すること
返却前提の仕組みなので、上手に利用することで常に最新機種をお得に利用することが可能です。
また、24か月経過した後に「このまま継続して使いたい」という場合は、追加分割を組むなどして買い取ることもできます。
メリットが際立つサービスですが、返却時に故障があると最大22,000円追加で払う必要があります。あくまで「レンタル品を使っている」という気持ちで丁寧に利用する意識が必要です。
auスマートバリュー
auスマートバリューは、自宅のネット回線と固定電話をセット契約することで、スマホ料金が割引される制度です。
項目 | 内容 |
---|---|
割引額 | 最大1,100円 |
割引対象回線 | 家族含め最大10回線まで |
- 自宅のネット回線と固定電話サービスをauひかりまたは指定回線で契約する。もしくは、au ホームルーター 5G、au スマートポート、WiMAX +5Gのいずれかに指定プランで契約する
- auの対象プランに加入していること
家族全体で適用できるため、複数回線を持つ家庭では特に効果が大きい割引です。
ただし、固定電話の契約も必須なため、現在契約をしていない場合は、新規契約時の利用イメージやコストも含めて考える必要があります。
家族割プラス
家族みんなでauを使うと割引が受けられるのが「家族割プラス」です。
回線数が多いほど割引額も増え、同居だけでなく離れて暮らす家族にも適用できるため、幅広い家庭に使いやすい制度となっています。
項目 | 内容 |
---|---|
割引額 | 割引加入者2人で660円、3人以上ならで1,210円 |
特徴 | 家族の人数が増えるほど割引額アップ/別居の家族にも適用可能 |
- 家族で2回線以上を「家族割プラス」グループにまとめること
- 対象プランに加入していること
- 他の家族割プラスに加入していないこと
- 別住所の家族がも仕込む場合は、家族関係を証明する書類を用意すること
この割引は、家族の人数が多いほど大きな恩恵を受けられるのが魅力です。
大手キャリアを利用する場合には、できるだけ同じキャリアに家族をまとめることがポイントといえるでしょう。
au PAYカード お支払い割
auでもUQモバイル同様に、支払い方法をau PAY カードに設定するだけで月々の利用料金が割引される「au PAYカード お支払い割」が使えます。
項目 | 内容 |
---|---|
割引額 | 最大220円 |
- 月末時点で支払い方法が au PAY カードで設定されていること
au PAYカードはauが発行するクレジットカードです。
Pontaポイントも溜まりやくなるカードですので、持っていない方も、auを長く使う予定であれば前向きに検討する価値があります。
UQモバイルからauに乗り換えるタイミング
乗り換えを検討するときに意外と悩むのが「いつ切り替えるのがベストか」という点です。
ここでは、データ容量や利用スタイルに応じたベストなタイミングを紹介します。
データ容量が不足したとき・無制限プランを使いたいとき
UQモバイルのプランは最大でも35GBまでしかなく、容量を超えると通信速度が大幅に制限されます。これは、毎日動画などを使う人にとって、物足りなさやストレスを感じやすいポイントです。
一方、auには「使い放題MAX 5G/4G」などの無制限プランがあり、データ量を気にせず動画やSNSを楽しめます。
「20日過ぎたら通信速度制限に悩まされてる」「ギガを気にして利用を抑えるのがストレス」といった人は、乗り換えの良いタイミングかもしれません。
UQモバイルからauへの乗り換えは月末がおすすめのタイミング
UQモバイルの料金は日割り計算されません。そのため、月の途中で解約すると残りの日数分を使わなくても1か月分の料金が発生します。
一方、auへの契約は申し込み日から利用がスタートするため、月末に乗りかえれば「UQを含めた負担額」を最小限に抑えられます。
急ぎで手続きをしたいなど、特別な理由が無ければ、月末を狙って手続きするのがおすすめです。
UQモバイルからauに乗り換える際の注意点
乗り換えは特典やメリットが多い一方で、条件や仕様を理解していないと「思ったより費用がかかった」「利用できなくなったサービスがあった」と後悔することもあります。
事前に以下の注意点を確認しておくことで、安心してスムーズに切り替えができます。
注意点 | 内容 |
---|---|
メールアドレス | UQモバイルの「@uqmobile.jp」メールは利用不可 |
プラン料金 | auの基本料はUQより高め。適用できる割引が少ないとコスパも悪い |
割引条件 | auの各種割引は固定回線や家族契約が前提になることが多い |
通話オプション | 分数系(60分/月)オプションがなく「5分間通話無料」か「完全通話無料」しか選択肢が無い |
サービス移行 | UQ限定のサービス・キャンペーンは引き継げない場合がある |
これらの注意点は、一見すると小さな違いに思えますが、積み重なると負担も大きくなります。
乗り換えの際には、将来も見据えた利用イメージをもって検討することが大切です。
結局UQモバイルからauに乗り換えるべき?乗り換えがおすすめな人
UQモバイルとauはどちらもメリット・デメリットを持っていますが、果たして乗り換えの判断はどのようにすべきなのでしょうか?
ここでは、それぞれチェックポイントを用いて「auに乗り換えすべき人」と「UQを継続すべきな人」をご案内します。
au乗り換えがおすすめな人
auは料金こそ高めですが、その分大容量データや多彩な割引、端末の選択肢などで強みがあります。
次のような条件に当てはまる人は、乗りかえるメリットを感じやすいでしょう。
- ギガの利用が多い、ギガを気にせず使いたい
- 金額よりも通信速度や品質の安定性を重視したい
- 家族複数人でauを契約する予定がある
- 自宅の光や固定回線などをauにまとめても構わない
- iPhoneやAndroidなどの最新モデルを購入したい
- マネ活・ポイ活に興味がある
- UQモバイルのメールアドレスを使っていない
このように、データ利用が多く、家族やサービスとの組み合わせを考えている人にとって、auは魅力的な選択肢となります。
また、金額よりも品質やサービスを求める人にとってもauの方がおすすめと言えるでしょう。
UQモバイル継続がおすすめな人
料金の安さやシンプルさを重視する人にとっては、auへ移るよりもUQモバイルを継続する方が適しています。
特に以下の条件に当てはまる方は、乗り換えより継続のメリットが大きいでしょう。
- 通信品質などより、料金のコスパを重視したい
- 月々の利用データ量が5GB未満
- 節約モードを活用して、月々のギガを抑えている
- 混雑時間帯の通信速度に不満が無い
- 家族の携帯会社がバラバラで、光や固定回線もauにする予定が無い
- 欲しい端末はUQで取り扱いが無くても、自分で購入できる
- UQメールアドレスの利用を続けたい
UQモバイルは単独の利用でもシンプルかつお得に使えることが特徴です。
使用するギガがプラン内で適正に収まっていて、通信速度への不満などがなければ現状維持が最適とも言えます。
UQモバイルからauに乗り換える際によくある質問
UQモバイルからauへの乗り換えを検討する場合、事前準備や費用など様々な疑問が生まれるはずです。
ここでは、特に多く寄せられる質問と回答を整理してご紹介します。
UQモバイルの端末はそのままauで使える?
多くのUQモバイル端末はauでそのまま利用可能です。
ただし、一部の古い端末や販売終了モデルでは動作保証外となる場合もあります。乗り換え前に、au公式サイトの「動作確認端末一覧」で確認しておくと安心です。
SIMロック解除は必要?
2021年10月以降に発売された端末は原則SIMロックがかかっていないため、解除の手続きは不要です。
それ以前の端末についても、UQモバイルとauはいずれもKDDI回線を利用しているため、基本的にそのまま利用できます。
ただし、古い端末でロックが残っている場合は、念のため解除しておくと安心です。
違約金や事務手数料はかかる?
UQモバイルからauへの乗り換えで、解約違約金はかかりません。2019年10月以降の契約は契約解除料が廃止されており、古い契約でも順次移行されています。
ただし、事務手数料として au側でSIM発行手数料(3,850円) が発生する点は覚えておきましょう。
UQモバイルの残債はどうなる?
UQモバイルで端末を分割購入していた場合、残っている残債は引き続き支払う必要があります。
選択肢としては、乗り換え時に一括で清算する方法と、所定の回数までUQに分割金を払い続ける方法があります。
分割継続の場合は、乗り換え後もUQから請求が届きますので、払い忘れが無いよう準備をしておきましょう。
名義変更はできる?
UQモバイルからauへの乗り換えと同時に名義を変更することは可能です。
ただし、店頭での対応が必要となり、基本的には現在の名義人と新しい名義人がそろって来店する必要があります。また、「どちらかしか来店できない」という場合は、委任状など必要な書類を用意しなければならず複雑です。
かかる手間や時間を考えると、UQモバイルで名義変更をしたうえで乗り換えるのがよいでしょう。
UQモバイルのメールアドレスは引き継げる?
UQモバイルで利用していた「@uqmobile.jp」のメールアドレスは、auへ乗り換える際に引き継ぐことができません。
大事な連絡先がある場合は、事前にGmailなどのフリーメールを案内し、切り替えておくと安心です。

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まとめ
UQモバイルからauへの乗り換えは、料金やサービス内容の違いをしっかり把握しておくことが大切です。
料金面ではUQが安い傾向にある一方、auは無制限プランや最新機種の選択肢、豊富な割引制度など大手キャリアならではの魅力を持っています。
UQモバイルからauへの乗り換えのデメリットとメリットは以下の通りです。
- 基本料金が高くなる
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- UQメールアドレスが継続できない
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- 最新スマホを含めた豊富なラインナップ
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「自分の中で優先すべきものが何か」を決めておくことで後悔の少ない選択をすることができるでしょう。
この記事を参考に、より快適なスマホライフを実現してください。