povo1.0と2.0の違いは、「月額2,728円で20GB定額」のpovo1.0か、「基本料0円で必要な分だけトッピングを買う」povo2.0かという料金の仕組みです。
povo1.0を使っている人は、月のデータ量が20GB以下ならpovo2.0に変えたほうが安く、月3GBなら年間20,856円、30GBを年間トッピングで買っても6,336円下がります(2026年9月28日時点・税込)。ただし使い切った後の速度は最大1Mbpsから128kbpsに落ち、一度変えると1.0には戻れません。
povo1.0はいつまで使えるか、変えると何を失うか、1.0を残して2.0を足せるかも料金表と試算で答えます。
| あなたの使い方 | おすすめ |
|---|---|
| 月20GB以下・月によって量が変わる | povo2.0に変える |
| 毎月20GBを使い切り、その後も外で使う | povo1.0を続ける |
| 20GBでは月末に足りない月がある | povo1.0を残し2.0を副回線で足す |
| 家族のauが家族割プラスの対象 | 変更前に家族の料金を確認 |
目次
povo1.0とpovo2.0の違いを徹底比較|料金は2.0、低速時は1.0
povo1.0とpovo2.0の最大の違いは、「月額2,728円で20GB定額」のpovo1.0か、「基本料0円+トッピング」のpovo2.0かという料金の仕組みです。料金・データ追加・留守番電話ではpovo2.0が有利で、容量超過後の速度・家族割プラスのカウント・LINEの年齢認証ではpovo1.0が有利です。
| 比較項目 | povo1.0 | povo2.0 |
|---|---|---|
| 月額基本料 | 2,728円(20GB込み) | 0円 |
| データ容量 | 20GB(定額) | 0GB(トッピングで都度購入) |
| 容量超過・0円時の速度 | 最大1Mbps | 最大128kbps |
| 通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒(同じ) |
| かけ放題 | 5分550円/無制限1,650円 | 同じ |
| 留守番電話・着信転送 | 留守番電話は利用不可 | 留守番電話330円/月・着信転送無料 |
| 家族割プラスのカウント | 早期申込特典で対象 | 対象外 |
| LINEの年齢認証(ID検索) | 対応 | 非対応 |
| 契約可能年齢 | 20歳以上 | 13歳以上 |
| 新規受付 | 2021年9月29日に終了 | 受付中 |
| 継続利用 | 解約しない限り利用可能 | ― |
| 1.0への復帰 | ― | 移行後は1.0に戻れない |
見落としがちなのが「速度」の違いです。povo1.0はデータを使い切っても最大1Mbpsで粘れますが、povo2.0は最大128kbpsと大きく差があります。povo1.0から変えるかどうかを左右するのは、この速度と「家族割プラスのカウント」の2つです。
- 料金プランの違い|月20GB以下ならpovo2.0が安い
- 速度制限後の速度|最大1Mbpsのpovo1.0が有利
- データ追加の選択肢|容量と期間を選べるpovo2.0
- 留守番電話・着信転送|使えるのはpovo2.0
- 家族割プラスとLINEの年齢認証|povo1.0だけが対象
料金プランの違い|月20GB以下ならpovo2.0が安い
povo1.0は月額2,728円(税込)で20GBのデータ通信が含まれる定額プランでしたが、povo2.0は月額0円となり、データ通信はトッピングとして必要な分だけ購入する形になりました。20GBに届かない月が多い人ほど、povo2.0との差が広がります。
| 項目 | povo1.0 | povo2.0 |
|---|---|---|
| 月額料金 | 2,728円 | 0円 |
| データ容量 | 20GB(超過時は最大1Mbps) | 0GB(0円時は最大128kbps) |
| 通話料金 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
| SMS送信 | 3.3円/通(70文字まで) | 3.3円/通(70文字まで) |
| SMS受信 | 無料 | 無料 |
| 1GBあたりの追加料金 | 550円 | 390円(7日間) |
| 月30GB使った場合 | 8,228円 | 2,200円(年間購入) |
povo1.0で20GBを超えて使うと、1GBごとに550円がかかります。月30GBなら8,228円になり、povo2.0の年間トッピングとの差は月6,000円を超えます。
速度制限後の速度|最大1Mbpsのpovo1.0が有利
povo1.0は20GBを使い切った後の速度制限が最大1Mbpsで、地図の表示や文字中心のSNSならそのまま使えます。povo2.0はデータトッピングが切れると最大128kbpsになり、画像の多いページや動画はほぼ読み込めません。
月末に20GBを使い切ってからも外でスマホを使う人は、povo2.0に変えるとトッピングを追加しない限り不便になります。毎月30GB以上を定額で使いたい人は、大容量の格安SIMの比較で他社も比べられます。
データ追加の選択肢|容量と期間を選べるpovo2.0
povo1.0のデータ追加は「1GB 550円」と「24時間使い放題 220円」の2種類だけです。povo2.0は1GB(7日間)390円から1.32TB(365日間)39,240円まで、容量と期間の組み合わせを選べます(povo2.0のトッピング料金)。
留守番電話・着信転送|使えるのはpovo2.0
povo2.0では、2024年5月20日から留守番電話サービス(月330円)と着信転送サービス(無料)が使えます。povo1.0は留守番電話を利用できず、着信転送も公式の案内がありません。
KDDI、沖縄セルラーは2024年5月20日から、着信転送サービス/留守番電話サービスの提供を開始します。
出典:povo2.0 ニュースリリース「povo2.0、着信転送・留守番電話サービスを提供開始」
仕事の電話を留守番電話で受けたい人にとっては、povo1.0よりpovo2.0のほうが使いやすくなります。
家族割プラスとLINEの年齢認証|povo1.0だけが対象
povo1.0は、早期申込特典として家族のauの「家族割プラス」の人数に数えられ、LINEの年齢確認もできます。povo2.0に変えるとどちらも対象外になり、家族のauの料金が上がる場合があります(povo1.0から2.0に変えると失うもの)。povo2.0でLINEのID検索を使わずに友だちを追加する方法は、povoでLINEの年齢確認ができないときの対処法で解説しています。
povo1.0は今も使える?2.0に変えるべきかは月20GBが境目
povo1.0は解約しない限り今も使えます。povo1.0と2.0のどっちがいいかは、月のデータ量が20GBを超えるかどうかで決まります。20GB以下の人はpovo2.0に変えると年間の通信費が下がり、20GBを毎月使い切ってその後も最大1Mbpsで使いたい人はpovo1.0を続けたほうが損をしません。

- povo1.0とは|2021年3月に始まった月額2,728円・20GBのプラン
- 「au/povo1.0」とは|povo1.0はauと同じ区分で扱われる
- 月20GB以下ならpovo2.0に変えると年6,336円以上安い
povo1.0とは|2021年3月に始まった月額2,728円・20GBのプラン
povo1.0は、KDDIが2021年3月23日に始めたau回線(5G/4G LTE)のオンライン専用プランで、月額2,728円で毎月20GBを使えます。契約できるのは20歳以上です。povo(ポヴォ)の最初の料金プランで、2021年9月29日に新規受付を終え、同じ日から基本料0円のpovo2.0が始まりました。
povo1.0は今もau回線のまま使え、通話料は22円/30秒、データ追加は1GB550円と24時間使い放題220円の2種類です(2026年9月28日時点)。povo1.0の料金・仕様はpovo1.0 料金・仕様で確認できます。
「au/povo1.0」とは|povo1.0はauと同じ区分で扱われる
「au/povo1.0」は、他社の申込画面などで今の携帯会社を選ぶときの区分で、povo1.0がauのプランとして提供されているため、auとまとめて表示されています。povo2.0を使っている場合は、「povo2.0」を選びます。
povo1.0から他社へ乗り換えるときのMNP予約番号は、povo1.0のWebで24時間申し込め、番号は157からSMSで届きます。povo1.0を解約した月の料金は日割りにならず、翌月に請求されます(povo1.0 サポート)。
月20GB以下ならpovo2.0に変えると年6,336円以上安い
povo1.0から2.0に変えた場合の年間の料金は、使い方によって6,336円〜31,986円下がります。30GB(30日間)を毎月買う方法だけは、povo1.0より年624円高くなります。
| 使い方 | povo2.0での買い方 | 年間の料金 | povo1.0との差 |
|---|---|---|---|
| Wi-Fi中心で番号だけ維持 | 使い放題(6時間)250円を180日以内ごと | 最大750円 | 31,986円安い |
| 月3GB程度 | 3GB(30日間)990円を毎月 | 11,880円 | 20,856円安い |
| 月5GB程度 | 5GB(30日間)1,380円を毎月 | 16,560円 | 16,176円安い |
| 月20〜30GB | 360GB(365日間)26,400円を1回 | 26,400円 | 6,336円安い |
| 月20〜30GB(毎月買う) | 30GB(30日間)2,780円を毎月 | 33,360円 | 624円高い |
同じ20〜30GBでも、povo2.0は360GB(365日間)をまとめて買うと月あたり2,200円になり、povo1.0より528円安く、使える量は1.5倍です。一方で30GB(30日間)を毎月買う方法では、povo1.0より月52円高くなります。変更は取り消せず、povo1.0の残りデータも引き継げません。変更の手数料はかからず、移った月のpovo1.0の料金は日割りです。
- 毎月のデータ量が20GB未満、または月によって大きく変わる人
- 自宅や職場のWi-Fiが中心で、維持費をできるだけ下げたい人
- 1年分のトッピング26,400円をまとめて払える人
- 毎月20GBを使い切り、その後も最大1Mbpsで地図やSNSを使いたい人
- 早期申込特典で、家族のauが家族割プラスの人数に数えられている人
- LINEのID検索を使いたいのに、まだ年齢確認を済ませていない人
\ povo1.0からの変更は手数料0円・料金は日割り /
povo1.0から2.0への移行で失うもの|戻れない点に注意
povo1.0から2.0への移行で一番大きいのは、一度変えるとpovo1.0には戻れないことです。povo1.0は2021年9月29日に新規受付を終了しているため、変更後に再契約はできません。変更で終わるものは5つあります。

| 変更で終わるもの | 影響が出る人 |
|---|---|
| 使い切った後の最大1Mbps | 20GBを毎月使い切る人 |
| 家族割プラスの人数カウント | 家族のauが割引されている人 |
| auまとめトーク・auまとめライン | au回線と家族間通話をする人 |
| povo1.0の残りデータ | 月の途中で変更する人 |
| LINEの年齢確認 | ID検索を使いたい人 |
povo1.0からpovo2.0に変更する場合、povo1.0の契約解除等の手数料はかかりません。
povo1.0からpovo2.0へ変更した場合、家族割プラスの割引・カウント「対象外」になります。
出典:povo2.0「povo1.0からpovo2.0への変更」案内ページ
povo1.0から2.0への移行に手数料はかかりませんが、家族割プラスの人数カウントが外れると、povo1.0の本人ではなく家族のauの料金が上がることがあります。auまとめトーク・auまとめラインも対象外になります(povo よくあるご質問)。家族にauユーザーがいる人は、変更前に家族の料金明細で家族割プラスの適用人数を確認してください。
povo2.0に移った月のpovo1.0の料金は日割りになるため、月末と月初のどちらに変更しても月額料金で損はしません。
povo2.0へ移行した月のpovo1.0の料金は日割りとなりますので、いつpovo2.0に加入しても損することはありません。
出典:povo2.0「povo1.0からpovo2.0への変更」案内ページ
ただし、povo1.0で残っているデータは2.0に引き継げないため、残りのデータを使い切ってから変更すると無駄が出ません。支払い方法も引き継がれないので、クレジットカードかあと払い(ペイディ)を改めて登録します。

山田泰志
家族にauユーザーがいる方は、変更の前にご家族の請求額が変わらないかを先に聞いておくと安心ですよ。
povo1.0を残してpovo2.0を副回線で足す方法もある
povo1.0を解約せずに、povo2.0を別の電話番号で新規契約して2枚目のSIMとして使う方法もあります。povo1.0の最大1Mbpsや家族割プラスのカウントを残したまま、20GBで足りない月だけpovo2.0でデータを足せます。
povo1.0で20GBを超えると1GBあたり550円ですが、povo2.0の3GB(30日間)990円なら1GBあたり330円です。povo2.0の新規登録キャンペーンは、povo1.0を契約中の人も対象です。povo2.0と組み合わせる回線の選び方は、デュアルSIMの最強の組み合わせで比べられます。

期間中、povo2.0に新規ご登録いただいたお客さま
他社(au/UQ mobile/povo1.0を含む)をご契約中のお客さまに加え、povo2.0に乗り換え(MNP)でご契約されたお客さまも対象
出典:povo ニュースリリース「乗り換え不要でau回線を体感、povoのデータ使い放題24時間10回分プレゼント」
特典は「0.1GB(24時間)」と「データ使い放題(24時間)10回分」で、キャンペーンコードを入力して新規登録し、期間中にSIMを有効化することが条件です(2026年6月19日から終了日未定)。
- povo1.0の月額2,728円はそのままかかり続ける
- povo2.0の番号を残すには、180日以内ごとに有料トッピングの購入が必要
- SIMを2枚使えるスマホ(eSIMとSIMカードの併用など)が必要
- 副回線のpovo2.0は別の電話番号になる
\ 新規登録でデータ使い放題24時間×10回分 /
povo2.0のトッピングの種類と料金|30GBは月2,200円から
povo2.0のデータトッピングは、30GBを基準に期間が長いほど月あたりの料金が下がります。30GB(30日間)は2,780円ですが、360GB(365日間)をまとめて買うと月あたり2,200円です(2026年9月28日時点)。
通話トッピング(1.0・2.0共通)|料金も同じ
povo1.0・2.0の通話トッピングは、5分以内かけ放題が月550円、通話かけ放題が月1,650円で同じです。短い通話が多い人は5分以内かけ放題、長電話が多い人は通話かけ放題が向いています。
| トッピング名 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| 5分以内かけ放題 | 550円/月 | 5分を超えると22円/30秒 |
| 通話かけ放題 | 1,650円/月 | 国内通話が無料 |
通話かけ放題を付けると、povo2.0でも月の支払いは最低1,650円になります。通話が多い人は、データのトッピング代に1,650円を足して比べてください。他社のかけ放題の料金は、通話かけ放題がお得な格安SIMで比べられます。
データトッピング(代表例)|長期ほど月あたりが安い
| データ容量(期間) | 料金 | 月あたりの目安 |
|---|---|---|
| 1GB(7日間) | 390円 | ― |
| 3GB(30日間) | 990円 | 990円 |
| 5GB(30日間) | 1,380円 | 1,380円 |
| 30GB(30日間) | 2,780円 | 2,780円 |
| 90GB(90日間) | 7,980円 | 30GBで2,660円 |
| 180GB(180日間) | 14,880円 | 30GBで2,480円 |
| 360GB(365日間) | 26,400円 | 30GBで2,200円 |
| 1.32TB(365日間) | 39,240円 | 110GBで3,270円 |
| 使い放題(6時間) | 250円 | ― |
| 使い放題(24時間) | 330円 | ― |
20GB(30日間)2,700円は2025年10月に、60GB(90日間)と150GB(180日間)は2026年7月31日に販売を終えています。2026年7月以前の料金でpovo2.0を検討していた人は、現在のラインナップで計算し直してください。
現在提供中の「60GB(90日間)」「150GB(180日間)」「300GB(90日間)」は、2026年7月31日をもって販売を終了します。
出典:povo ニュースリリース「いつものトッピング」ラインアップ刷新
データ量に上限なく使いたい人は、スマホのデータ無制限プラン比較で他社の料金と比べられます。
2.0だけの便利なトッピング|自動購入と留守番電話
- サブスクトッピング:毎月自動でデータを購入する月額制。5GB/1,380円・30GB/2,780円(2025年12月16日〜)、0.5GB/600円(2026年6月19日〜)
- 留守番電話サービス:月330円(着信転送は無料)
- コラボトッピング:ローソンなどの商品・サービスとデータがセットになったトッピング
- 期間限定トッピング:時期によって内容が変わる割安なデータトッピング
サブスクトッピングを使うと、povo1.0と同じように毎月決まった量が自動で入るため、買い忘れで128kbpsに落ちる心配がなくなります。
他社から乗り換えるならpovo2.0の本気割で1年分の半額が戻る
povo2.0の本気割は、他社からの乗り換え(MNP)で契約し、対象の1年間トッピングを買うと代金の50%がau PAY 残高で還元されるキャンペーンです。還元率は2026年9月1日に40%から50%へ引き上げられました(2026年9月28日時点)。
| 対象トッピング | 料金 | 還元額 | 実質の料金 |
|---|---|---|---|
| 360GB(365日間) | 26,400円 | 13,200円 | 13,200円(月1,100円) |
| 1.32TB(365日間) | 39,240円 | 19,620円 | 19,620円(月1,635円) |
本気割の還元は、条件を1つでも満たさないと受け取れません。特に購入期限はSIMの有効化から7日以内と短く、条件の最新の内容はpovo キャンペーン一覧に掲載されています。
- 他社からの乗り換え(MNP)で、音声通話ができるプランを契約する
- 対象トッピングを買う前にau IDを連携しておく
- SIMの有効化から7日以内に対象の1年間トッピングを購入する
- au・UQ mobile・povo1.0からの変更は対象外
povo、「本気割」の特典を50%還元に変更
出典:povo ニュースリリース(2026年8月25日)
1年間トッピングは代金を一度に支払い、途中で解約しても残りの期間分は戻りません。1年以上povo2.0を使う予定がない人は、30日間のトッピングを毎月買うほうが損をしません。
\ 本気割で1年間トッピング代の50%還元 /
povo2.0のメリット5選|0円維持とau回線が強み
povo2.0のメリットは、基本料0円で番号を持てることと、au回線をそのまま使えることに集約されます。料金面だけでなく、海外ローミングや無料でデータがもらえる仕組みもpovo1.0にはない点です。
- 基本料金0円で運用できる数少ないプラン
- 必要なときだけデータを購入できる(トッピング制)
- au回線でエリアが広く、5Gにも対応
- 海外でも使える
- povo Data Oasisなどで無料でデータをもらえる
基本料金0円で運用できる数少ないプラン
povo2.0最大の特徴は、基本料金0円で運用できる点です。トッピングを買わない月は料金がかからず、普段はWi-Fiでスマホを使う人や、サブ回線として電話番号だけ持っておきたい人に向いています。
ただし180日間有料トッピングを買わないと利用停止になるため、半年に一度の購入は必要です(180日間有料トッピングをしないと利用停止)。通話だけできればよい人の選択肢は、通話のみで使える格安SIMのおすすめで比べられます。
必要なときだけデータを購入できる(トッピング制)
povo2.0のトッピング制は、必要なときに必要な分だけデータを買う仕組みです。月の前半はWi-Fiで足りて、後半だけ外出が増える月は、その時点で3GBなどを追加すれば無駄な支払いが出ません。
旅行や出張のときだけ「使い放題(24時間)330円」を買う、といった日単位・時間単位の使い方ができるのも、月額定額のpovo1.0にはない点です。
au回線でエリアが広く、5Gにも対応
povo2.0はauの回線をそのまま使うため、全国の幅広いエリアで通信できます。auの5Gにも対応しており、2026年8月25日からは5G SA(スタンドアローン)の提供も始まりました。
回線を借りる形の格安SIMでは昼や夕方に速度が落ちやすいものもありますが、povo2.0はau本体と同じ回線を使うため、混雑する時間帯の影響を受けにくいのが特徴です。
海外でも使える
povo2.0は海外ローミングに対応しており、専用のSIMカードを用意しなくても日本と同じ電話番号で通信できます。利用には海外データトッピングの購入が必要で、対象の国・地域の広さに応じて「エリア」「レギュラー」「ワイド」の3種類があります。
渡航先でデータが足りなくなっても、povo2.0アプリからその場でトッピングを追加できます。対象国と料金はpovo 海外ローミングで確認できます。
povo Data Oasisなどで無料でデータをもらえる
povo Data Oasisは、全国のローソンや関東の私鉄駅など対象スポットで位置情報を取得すると、無料でデータがもらえるpovo2.0のサービスです。1回0.1GB(24時間)が付与され、1日1回・月10回まで使えます。
月最大1GBを無料で受け取れるため、メッセージや地図の確認程度なら追加の支払いなしでまかなえます。対象の駅は2026年4月14日から600駅以上に広がっています。
povo2.0のデメリット5選|180日ルールと低速に注意
povo2.0のデメリットで影響が大きいのは、180日間トッピングを買わないと利用停止になる点と、データ切れの後の速度が最大128kbpsまで落ちる点です。どちらも買い方を決めておけば避けられます。
トッピングの手間がかかる
povo2.0は定額プランと違ってデータが自動で補充されないため、トッピングを買い忘れると通信が最大128kbpsに落ちます。毎月決まった量を使う人にとっては、毎回購入する手間がかかります。
この手間は、毎月自動でデータを購入する「サブスクトッピング」(5GB/月1,380円・30GB/月2,780円・0.5GB/月600円)で減らせます。
実店舗でのサポートなし(オンライン専用)
povo2.0はオンライン専用のため、auショップなどの店舗でサポートを受けられません。SIMの設定や乗り換え手続きで困ったときは、公式サイトのよくある質問か、povo2.0アプリのチャットで解決する必要があります。
スマホの初期設定や乗り換え手続きを自分で進められる人には問題ありませんが、対面で相談しながら契約したい人には向いていません。
LINEの年齢認証ができない
povo2.0の回線ではLINEの年齢認証(年齢確認。ID検索を使うための確認)ができません(2026年9月時点)。povo1.0はLINEの年齢認証に対応しているため、ここはpovo1.0と2.0で異なる点です。
年齢確認ができなくても、QRコードや招待リンクを使えば友だち追加はできます。ID検索を使いたい人は、povo1.0のうちにLINEの設定画面で年齢確認の状態を確かめておいてください。
180日間有料トッピングをしないと利用停止
povo2.0は基本料金0円ですが、180日間に有料トッピングを一度も買わないと利用停止になり、その後30日以内に買わなければ契約解除になります。
180日間に、有料トッピングのご購入がない場合、順次利用停止させていただきます。
出典:povo2.0 料金プラン詳細

180日間の国内通話料・SMS利用料の合計が660円(税込)を超えている場合は、利用停止の対象外です。番号を維持するだけなら、通常販売で最も安い使い放題(6時間)250円を180日以内ごとに買えば、年間の負担は最大750円に収まります。

山田泰志
買い忘れが心配な方は、トッピングを買った日から150日後にカレンダーの予定を入れておくと安心ですよ。
データ容量超過時の通信速度が遅い
povo2.0は、データトッピングを使い切るか有効期限が切れると、通信速度が最大128kbpsになります。povo1.0は20GBを使い切った後も最大1Mbpsだったため、povo1.0から変える人が最も差を感じやすい点です。
データ残量はpovo2.0アプリで確認でき、残りが少なくなる前にトッピングを追加しておけば通信は止まりません。
povo2.0をおすすめする人はサブ回線と使う量が変わる人
povo2.0をおすすめするのは、番号を安く持ち続けたい人と、月によってデータ量が大きく変わる人です。毎月同じ量を自動で使いたい人や、店舗で相談したい人は他社のほうが手間がかかりません。
- サブ回線や予備の番号を、年間750円以下で持っておきたい人
- 格安SIMの昼や夕方の速度に不満があり、au回線を使いたい人
- 店舗のサポートがなくても自分で設定できる人
- 毎月決まった量を自動で使いたい人(LINEMOベストプランVは30GB・月2,970円)
- 店舗で対面サポートを受けたい人(UQ mobileはauショップ・UQスポットで対応)
- 家族でまとめて割引を受けたい人
povo2.0はテザリングを無料で使えるため、外でノートパソコンをつなぐ人にも向いています。毎月同じ量を使う人でも、サブスクトッピング30GB(月2,780円)を使えば買い忘れの心配はなくなります。LINEMOの料金はLINEMO 料金プランで確認できます。
\ 基本料0円・使う分だけトッピング /
povoの契約・乗り換え方法|povo1.0からはWebで申し込む
povo2.0の契約はすべてオンラインで完結し、本人確認書類と支払い方法、対応するスマホがあれば最短で当日から使えます。手続きは「新規契約」「他社からの乗り換え」「au・UQ mobile・povo1.0から変更」で流れが異なり、povo1.0からはWebでしか申し込めません。
新規契約
povo2.0を新しい電話番号で契約する場合は、5つのステップで申し込みます。povo1.0を残して副回線として足す場合も、この手順です。
- STEP
必要なものを準備する
本人確認書類、支払い方法、対応するスマホの3点を用意します。
- 本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証・在留カードのいずれか)
- 支払い方法(クレジットカードまたはあと払い(ペイディ))
- povo2.0に対応したスマホ(SIMフリーまたはSIMロック解除済みの端末)
- STEP
povo2.0公式サイトまたはアプリで申し込む
公式サイトまたはpovo2.0アプリから新規契約を選び、必要事項を入力します。このときeSIMとSIMカードのどちらにするかを選び、キャンペーンコードがあれば入力します。
- STEP
本人確認を行う
本人確認書類のICチップをスマホで読み取って本人確認を行います。
- STEP
SIMを受け取り・設定する
SIMカードは郵送で届き、スマホに差し込んで設定します。eSIMは届くのを待たずに、アプリの案内に沿ってその場で設定できます。
- STEP
開通手続きをする
SIMカードまたはeSIMを有効化し、通信の設定(端末によってAPN設定やOSの更新)を行ったあと、発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけると開通です。開通後はトッピングを買うまでデータ通信が最大128kbpsです。
他社からの乗り換え
今の携帯会社からpovo2.0に番号そのままで乗り換える場合は、5つのステップで手続きします。povo2.0はMNPワンストップに対応しており、対象の携帯会社からならMNP予約番号を取らずに申し込めます。
お客さまは、MNP予約番号を取得いただくことなくau/UQ mobile/povo2.0への乗り換えが可能になります。
出典:KDDI ニュースルーム「MNPの手続きにおけるワンストップ対応を開始」
- STEP
MNP予約番号を取得する(ワンストップ対象外の会社のみ)
MNPワンストップに対応していない携帯会社からの場合は、今の携帯会社のマイページなどでMNP予約番号を発行し、すぐにpovo2.0へ申し込みます。
- STEP
povo2.0公式サイトまたはアプリで申し込む
「他社からのお乗り換え」を選び、本人情報を入力します。本気割を使う場合は、トッピングを買う前にau IDを連携しておきます。
- STEP
本人確認・SIMの受け取りをする
新規契約と同じように本人確認を行い、SIMカードを受け取るかeSIMを設定します。
- STEP
回線を切り替える
povo2.0アプリから回線の切り替えを行うと、今の携帯会社の回線が止まり、povo2.0の回線が使えるようになります。
- STEP
開通手続きをする
通信の設定を行い、発信テスト用番号(111)へ電話をかけて開通を確認します。本気割を使う場合は、SIMの有効化から7日以内に対象の1年間トッピングを購入します。
au/UQ mobile/povo1.0から変更
au・UQ mobile・povo1.0からpovo2.0に移行する場合、MNP予約番号は不要で、公式の手順は「au IDの入力 → SIMタイプの選択 → 契約者情報の入力 → 同意事項の確認」の4段階です(povo2.0 au/UQ mobile/povo1.0から変更)。povo2.0アプリで「他社からのお乗り換え」を選ぶとMNP予約番号を求められ、申し込みを取り消してやり直すことになります。povo1.0からは、povo2.0公式サイトの「au・UQ mobile・povo1.0から変更」から申し込みます。
- STEP
au IDを入力してログインする
povo2.0公式サイトで「au・UQ mobile・povo1.0から変更」を選び、povo2.0に変える回線のau IDを入力します。
- STEP
SIMタイプを選ぶ
SIMカードかeSIMを選びます。povo1.0で物理SIMを使っていた人も、この時点でeSIMに切り替えられます。eSIMに対応していない端末でeSIMを申し込む間違いが増えているため、端末の対応を先に確認してください。
- STEP
契約者情報を入力する
契約者情報と支払い方法(クレジットカードかあと払い(ペイディ))を入力します。povo2.0ではキャリアメール(@au.comなど)で登録できないため、別のメールアドレスを用意します。クレジットカードを持っていない人の支払い方法は、口座振替できる格安SIMで確認できます。
- STEP
同意事項を確認して申し込む
同意事項を確認して申し込みます。au加入と同じ日にはpovo2.0へ移行できないため、翌日以降に手続きします。
- STEP
SIMを受け取り・開通する
SIMカードは郵送で届き、eSIMは案内に沿って設定します。通信の設定を行い、発信テスト用番号(111)へ電話をかけると開通です。開通した時点でpovo1.0の契約は終わり、以降はpovo1.0に戻れません。
povo1.0から変更する前に、失うものを1つずつ確かめておくと後悔がありません。
- povo1.0には戻れない(新規受付が終了しているため)
- povo1.0の残りデータは2.0に引き継げない
- 家族割プラスのカウント、auまとめトーク・auまとめラインが対象外になる
- 支払い方法を改めて登録する必要がある
- 本気割の対象外(他社からの乗り換えが条件のため)
povo1.0・2.0に関するよくある質問
Q
povo1.0から2.0に変更するタイミングは月末と月初どちらがいいですか?
A
povo1.0から2.0への変更は、月末と月初のどちらでも月額料金で損はしません。povo2.0に移った月のpovo1.0の料金は日割りになるためで、気にするのは残りデータを使い切れているかどうかだけです。
Q
povo1.0と2.0はどちらが安いですか?
A
povo1.0と2.0では、月のデータ量が20GB以下ならpovo2.0のほうが安くなります。20GBを使い切った後も最大1Mbpsで使える点は、povo1.0だけの利点です。
Q
povo2.0は完全無料で使えますか?
A
povo2.0の基本料金は0円ですが、180日間に一度も有料トッピングを買わないと利用停止になり、その後30日以内に買わなければ契約解除になります。番号を維持するだけなら、使い放題(6時間)250円を180日以内ごとに買えば足ります。
Q
povo1.0から2.0に変えたあと、1.0に戻せますか?
A
povo1.0には戻せません。povo1.0は2021年9月29日に新規受付を終了しているため、一度2.0へ変更すると再契約できません。
Q
povo1.0で残ったデータは2.0に引き継げますか?
A
povo1.0の残りデータは2.0に引き継げません。変更時に残っているデータはなくなるため、使い切ってから手続きすると無駄が出ません。
Q
povo1.0は今も使えますか?
A
povo1.0は、解約しない限り今も使えます。2026年9月28日時点で、povo1.0のサービス終了の時期は発表されていません。
Q
povo1.0とpovo2.0の見分け方はありますか?
A
povo1.0とpovo2.0はアプリが異なるため、スマホに入っているアプリのアイコンで見分けられます。povo1.0からpovo2.0に移行すると、povo2.0アプリを使うことになります。
Q
povo1.0と2.0で回線に違いはありますか?
A
povo1.0と2.0は、どちらもau回線を使い、5G/4G LTEに対応しています。povo2.0は2026年8月25日から5G SA(スタンドアローン)の提供も始まっています。
Q
povo1.0から2.0への変更で使えるキャンペーンはありますか?
A
povo1.0から2.0への変更は本気割の対象外です(他社からの乗り換えが条件のため)。povo1.0を残したまま、povo2.0を別の番号で新規登録する場合は、データ使い放題24時間10回分がもらえる新規登録キャンペーンの対象になります。
まとめ|povo1.0と2.0の違い
povo1.0と2.0の違いは、「月額2,728円で20GB定額」のpovo1.0か、「基本料0円で必要な分だけトッピングを買う」povo2.0かという料金の仕組みです。povo1.0を使っている人は、月のデータ量が20GB以下ならpovo2.0に変えたほうが安くなります(2026年9月28日時点)。
- 月20GB以下で、家族のauが家族割プラスの対象でない人 → povo2.0に変える
- 毎月20GBを使い切り、その後も外で使う人 → povo1.0を続ける
- 20GBでは月末に足りない月がある人 → povo1.0を残してpovo2.0を副回線で足す
- 他社から新しくpovo2.0に乗り換える人 → 本気割を使って1年間トッピングを買う
- 変更は取り消せず、povo1.0には戻れない
- 使い切った後の速度は最大1Mbpsから最大128kbpsになる
- 家族割プラスのカウントとauまとめトーク・auまとめラインが外れる
- povo2.0は180日以内ごとに有料トッピングを買わないと利用停止になる
\ povo1.0からの変更は手数料0円・料金は日割り /

