楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、データ量そのものに上限がなく、20GBを超えても100GBを超えても月3,278円(税込)のまま高速通信を使えます。ただし、混雑時の速度制御・海外の月2GB上限・Rakuten Linkを使わない通話の課金・エリアによる電波差の4点には条件があり、これが「無制限じゃない」と言われる理由です。
残るのは「20ギガ超えたら遅い?」「なぜこんなに安い?」「家のWi-Fiはいらなくなる?」という疑問です。いずれも公式の提供条件と実測値で判断できます。
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| 進呈時期 | 利用開始から翌々月の末日3カ月間にわたり進呈 |
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目次
データ量は本当に無制限|条件が付くのは速度・海外・通話・エリア
Rakuten最強プランの国内データ量には、上限も超過後の速度制限もありません。条件が付くのは通信速度・海外利用・通話・エリアの4つで、「無制限じゃない」という声はこの4点のいずれかを指しています。
| 対象 | 上限 | 条件 |
|---|---|---|
| 国内のデータ量 | なし | 20GB超は3,278円で頭打ち |
| 通信速度 | なし | 混雑時などは速度制御の場合あり |
| テザリング | なし | 別枠の上限なし・申し込み不要 |
| 海外のデータ量 | 月2GB | 超過後は最大128kbps |
| 国内通話 | なし | Rakuten Link利用時のみ無料 |
参考:楽天モバイル公式サイト「Rakuten最強プラン・Rakuten最強U-NEXTのプラン詳細」/「楽天モバイル料金表(PDF)」
この4つのうち、海外の2GBと通話アプリの条件は公式サイトに数値で明記されており、申し込む前に確認できます。
判断が分かれるのは残る2つです。速度とエリアは、住んでいる場所と使う時間帯によって結果が変わるため、公式サイトの表記だけでは自分に当てはまるかを判定できません。
楽天モバイルが「無制限じゃない」と言われる7つの理由
7つの理由のうち、契約してから自分に影響が出るかどうかで差が付くのは、エリアと速度に関わる4つです。海外・通話・テザリングの条件は使い方を変えれば回避できますが、電波の届きにくさと混雑時の速度低下は、生活圏と利用時間で結果が変わるため回避できません。
- 混雑時は速度制御される|「1日◯GB」の容量基準はない
- 時間帯で実測が3.6倍変わる|昼54Mbps・深夜194Mbps
- ドコモとの差は下り75.57Mbps|キャリア4社では最も遅い
- 屋内・地下で届きにくいのは主力が1.7GHz帯だから
- 人口カバー率99.9%はau回線込み|2026年9月末に終了予定
- 海外は月2GBまで|超過後は最大128kbpsに下がる
- 通話無料はRakuten Link経由だけ|標準アプリは30秒22円
混雑時は速度制御される|「1日◯GB」の容量基準はない
楽天モバイルの速度制御は、データ使用量ではなく回線の混雑状況を基準にしています。公式サイトの注記は次の1行だけです。
混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり
出典:楽天モバイル公式サイト「Rakuten最強プラン(料金プラン)」(2026年8月時点)
ここで重要なのは、「1日◯GBを超えたら制限」「月◯GBで低速化」といった数値の基準が、公式の提供条件に一切記載されていない点です。大手3社の無制限プランがいずれも上限値を明示しているのとは対照的で、楽天モバイルの制御は容量ではなく混雑という状態に紐づいています。
一方で、これは「速度制御が起きない」という意味ではありません。基準が公開されていないぶん、どれくらい使うと制御されるのかを契約前に計算することはできず、実際の体感は次に挙げる時間帯ごとの実測値で見るほうが確実です。
時間帯で実測が3.6倍変わる|昼54Mbps・深夜194Mbps
楽天モバイルの実測速度は、時間帯によって下り54.27Mbpsから194.52Mbpsまで振れます。直近3ヶ月の測定10,075件から算出された平均値は次のとおりです。
| 時間帯 | 下り平均 | 上り平均 |
|---|---|---|
| 朝(5〜9時) | 113.19Mbps | 30.49Mbps |
| 昼(12時台) | 54.27Mbps | 19.04Mbps |
| 夕方(16〜19時) | 65.72Mbps | 22.16Mbps |
| 夜(20〜23時) | 79.89Mbps | 25.38Mbps |
| 深夜(0〜5時) | 194.52Mbps | 42.39Mbps |
最も速い深夜と最も遅い昼の差は140.25Mbps、倍率にして約3.6倍です。「無制限のはずなのに遅い」という声の多くは、この昼の落ち込みを指しています。
一方で、最も落ち込む昼の54.27Mbpsも、Web閲覧やSNS、動画視聴で足りなくなる水準ではありません。影響が出るのは、昼休みに大容量ファイルをやりとりする使い方に限られます。
編集部のコメント
全体の平均値ではなく、ご自身がいちばん長くスマホを使う時間帯の数字で見てみてくださいね。
ドコモとの差は下り75.57Mbps|キャリア4社では最も遅い
楽天モバイルの下り平均95.67Mbpsは、携帯キャリア4社の中で最も低い数値です。同じ測定サイトの直近3ヶ月平均で比べると、差は次のようになります。
| キャリア | 下り平均 | 楽天との差 |
|---|---|---|
| NTTドコモ | 171.24Mbps | +75.57Mbps |
| au | 146.86Mbps | +51.19Mbps |
| ソフトバンク | 123.42Mbps | +27.75Mbps |
| 楽天モバイル | 95.67Mbps | - |
ドコモとは約1.8倍の開きがあり、「大手3社より遅い」という評価そのものは実測値に裏づけられています。
一方で、比較する相手を変えると印象が変わります。同じサイトが公表する格安SIM全体の下り平均は98.4Mbpsで、楽天モバイルの95.67Mbpsとほぼ同じ水準です。つまり、大手3社から乗り換えると速度は落ちますが、格安SIMから乗り換える場合は速度が下がるわけではありません。
屋内・地下で届きにくいのは主力が1.7GHz帯だから
楽天モバイルが主力としてきた1.7GHz帯(Band 3)は、周波数が高いぶん障害物を回り込みにくい性質があります。建物の奥や地下鉄のホーム、大型商業施設の地下で電波が弱くなりやすいのは、この物理的な特性によるものです。
これに対して楽天モバイルは、2024年6月27日から700MHz帯のプラチナバンドの提供を開始しています。低い周波数帯は障害物を回り込みやすく、屋内・地下・山間部での改善が見込める帯域です。
一方で、プラチナバンドの対応エリアは順次拡大している段階です。提供が始まった時点で全国どこでも改善するわけではないため、自分の生活圏が対応済みかどうかは公式のエリアマップで確認する必要があります。
人口カバー率99.9%はau回線込み|2026年9月末に終了予定
楽天モバイルが公表する人口カバー率99.9%は、楽天の自社回線とauのパートナー回線を合算した数値です。楽天回線だけの数値ではない点が、この項目でいちばん誤解されています。
カバー率の数え方にも前提があります。人口カバー率は、約500m四方の区画のうち50%以上で通信できれば「カバー済み」と数える指標です。区画内に電波の届かない場所があっても、カバー率の数字には反映されません。
- KDDIとのローミング提供は2026年9月30日までが公表されている期間(延長の有無は両社協議中)
- 終了後は、これまでau回線で補われていたエリアが楽天の自社回線に切り替わる
- 楽天モバイルは2026年第4四半期(10〜12月)に、専用端末が不要な衛星通信「Rakuten最強衛星サービス」の提供開始を予定
99.9%には、2026年9月末で終わる予定のau回線の分が含まれています。ローミングが終了すると、これまでau回線でつながっていた場所は楽天の自社回線に切り替わります。
そのため、いま自宅や職場でau回線をつかんでいる人は、10月以降に電波の入り方が変わる可能性があります。逆に、もともと楽天回線のエリア内であれば、ローミングが終わっても影響はありません。
編集部のコメント
自宅だけでなく、通勤で毎日通る駅や職場もエリアマップで見ておくと安心ですよ。
海外は月2GBまで|超過後は最大128kbpsに下がる
海外ローミングは100以上の国と地域で追加申し込みなしに使えますが、高速通信は毎月2GBまでです。国内のように無制限ではありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 無料で使える容量 | 毎月2GB(プランのデータ利用量に加算) |
| 2GB超過後 | 最大128kbpsに低速化 |
| 高速通信の追加 | 500円/1GBでデータチャージ |
見落としやすいのは、海外で使った分がプランのデータ利用量に加算される点です。国内で2GB、海外で2GB使った月は、合計4GBとして料金段階が判定されます。
一方で、2GBという枠は短期の旅行なら足りることが多く、超えても通信自体は止まりません。128kbpsではメッセージのやりとりが限界なので、地図や翻訳を頻繁に使うなら500円のチャージで戻すか、渡航先のeSIMを併用する判断になります。
参考:楽天モバイル公式サイト「海外ローミング(データ通信)」
通話無料はRakuten Link経由だけ|標準アプリは30秒22円
楽天モバイルの国内通話が無料になるのは、専用アプリ「Rakuten Link」から発信した場合に限られます。OS標準の電話アプリで発信すると、30秒22円の通話料が発生します。
金額に置き換えると、標準アプリのまま月30分通話した場合は1,320円です。無制限プランの月額3,278円に対して約4割の上乗せになるため、アプリを使い分けているかどうかで請求額が大きく変わります。
加えて、Rakuten Linkを使っていても無料にならない番号があります。(0180)(0570)などから始まる他社接続サービスと、一部特番(188)が対象外です。
\ 料金プランとエリアはこちら /
20GBを超えても月3,278円のまま|追加料金も低速化もない
Rakuten最強プランの料金は、月のデータ利用量が20GBを超えた時点で3,278円(税込)が上限になります。50GB使っても200GB使っても請求額はそれ以上増えず、データ量を理由とした速度制限もかかりません。
| 月のデータ利用量 | プラン料金 | 最強家族割適用時 |
|---|---|---|
| 〜3GB | 1,078円 | 968円 |
| 3GB超〜20GB | 2,178円 | 2,068円 |
| 20GB超〜無制限 | 3,278円 | 3,168円 |
この3段階は申し込み時に選ぶものではなく、使った量に応じて毎月自動で判定されます。在宅の時間が長く自宅のWi-Fi中心で過ごした月は、手続きなしで1,078円まで下がります。
ただし、下がる先は0円ではありません。1GBしか使わなかった月も、まったく使わなかった月も1,078円が発生します。サブ回線として持つ場合は、この下限が毎月かかる点を計算に入れてください。
なお、ギガ無制限のプランはもう1つあります。Rakuten最強U-NEXTは同じ無制限にU-NEXTの見放題が付いたプランで、月額4,378円(税込)です。「楽天モバイルはプランが1つだけ」という説明は、現在の提供内容とは異なります。
参考:楽天モバイル公式サイト「Rakuten最強プラン・Rakuten最強U-NEXTのプラン詳細」
楽天モバイルの無制限が向いている人の条件
楽天モバイルの無制限が向いているのは、データ量が多く、生活圏が楽天回線エリアに収まっている人です。加えて、複数回線を持つ場合と楽天のサービスを日常的に使っている場合は、月額以外の部分でも差が出ます。
毎月20GB以上使い、月額を3,000円台に抑えたい人
月20GB以上を使う人にとって、3,278円という無制限の月額は大手3社と比べて月4,510〜5,170円安い水準です。年額に直すと54,120〜62,040円の差になります。
この差は割引を適用する前の基本料金どうしの比較です。大手3社は家族割・自宅回線とのセット割・カード払い割をすべて満たすと5,000円台まで下がりますが、楽天モバイルは条件を満たさなくても3,278円という違いがあります。
自宅と職場が楽天回線エリアで、昼に大容量の通信をしない人
楽天回線エリア内で生活が完結している人は、速度面の弱点にほとんど当たりません。実測の下り平均95.67Mbpsは、動画視聴・SNS・Web閲覧のいずれにも足りる水準です。
注意が必要なのは昼の時間帯だけです。12時台の下り54.27Mbpsは1日のなかで最も低い数値なので、昼休みに大容量ファイルを送受信する使い方をしなければ影響は出にくいと言えます。
家族や2回線目をまとめて契約したい人
楽天モバイルの契約事務手数料は、同一名義で累計4回線目まで0円です。家族の回線や仕事用の2回線目を増やすときに、初期費用がかかりません。
月額側にも割引が付きます。最強家族割は1回線につき110円引きで、4人で使えば月440円、年間5,280円が下がります。無制限プランなら1人あたり3,168円です。
- 契約事務手数料は同一名義で累計4回線目まで0円
- 累計5回線目以降は、2025年11月19日より1回線につき3,850円(税込)
- 契約できるのは1つの楽天IDにつき最大10回線まで
「累計」は解約済みの回線も含む数え方です。過去に契約して解約した回線があると、その分も回線数にカウントされます。
年齢に応じた割引も同じプランのまま使えます。12歳までの最強こども割、22歳までの最強青春割、65歳以上の最強シニアプログラムがあり、家族の年齢構成によってはさらに負担が下がります。
楽天市場や楽天銀行を日常的に使っている人
楽天のサービスを使っている人には、通信料とは別枠の還元が付きます。プランの月額だけで比べると見落とす部分です。
- 楽天市場の買い物が毎日ポイント5倍(楽天会員1倍+楽天モバイルSPU4倍/要エントリー・獲得上限は月2,000ポイント)
- 楽天銀行の円普通預金金利が最大年0.66%(毎月要エントリー・2026年8月3日時点)
- クラウドストレージ「楽天ドライブ」を50GBまで無料で利用可能
ポイント還元は上限まで受け取れば月2,000ポイントで、無制限プランの月額3,278円の約6割にあたります。貯まったポイントはスマホ料金の支払いにも充てられるため、楽天市場での買い物が多いほど実質負担は下がります。
ただし上限に届くには、月間で相応の買い物が必要です。楽天市場をほとんど使わない人にとっては、この項目は判断材料になりません。
- 毎月20GB以上使い、月額を3,000円台に抑えたい人
- 自宅・職場・通勤経路が楽天回線エリアに入っている人
- 楽天市場や楽天銀行を月に何度も使っている人
- 毎月のデータ量が3GB前後で、通話も少ない人
- 地下鉄や建物の奥で通信することが多い人
- 在宅の仕事でオンライン会議の安定性を優先したい人
先に確認したほうがいい人に当てはまる場合でも、候補から外す必要はありません。電波はエリアの確認手順で住所単位まで調べられますし、自宅の通信をどうするかはWi-Fiを解約できる人・できない人の条件で判断できます。
大手3社の無制限プランとの差は月4,510〜5,170円
無制限プランの基本料金は、楽天モバイルが最も安い水準です。一方で、速度制御の条件が明確な数値で示されているのは大手3社のほうで、この点は楽天モバイルより判断しやすくなっています。
| プラン | 無制限時の月額 | 楽天との差 | 大容量時の速度制御 |
|---|---|---|---|
| Rakuten最強プラン | 3,278円 | - | 混雑時など速度制御の場合あり |
| ドコモ MAX | 8,448円 | +5,170円 | 大量通信時などに制限の場合あり |
| ソフトバンク テイガク無制限 | 8,008円 | +4,730円 | 直近30日で合計300GB超は最大4.5Mbps |
| au 使い放題MAX+ 5G/4G | 7,788円 | +4,510円 | 月200GB超は最大5Mbps |
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差が最も小さいauでも月4,510円、最も大きいドコモとは月5,170円の開きがあります。年額では54,120〜62,040円です。
ただし、大手3社は割引が重なると価格が近づきます。auは家族割プラス(3人以上)・auスマートバリュー・au PAY カードお支払い割をすべて適用すると5,258円まで下がるため、差は月1,980円に縮まります。自宅の固定回線をすでにその会社で契約している人ほど、価格差は小さくなると考えてください。
テザリングの扱いにも違いがあります。auの使い放題MAX+はテザリングとデータシェアの合計に月60GBの上限があり、超えると最大128kbpsになります。楽天モバイルにはこの別枠の上限がありません。
- ドコモ:地方や山間部での利用が多く、エリアの広さを最優先したい
- au:すでにauひかりなど対象の固定回線を契約していて、セット割を適用できる
- ソフトバンク:家族3回線以上とSoftBank 光・Airをまとめて契約している
契約前の3ステップ|自分の住所が楽天回線エリアか調べる
楽天モバイルのエリアは、公式サイトの2つのツールで住所単位まで確認できます。人口カバー率のような全国平均ではなく、自分が毎日いる場所の判定を出すことが、契約後の後悔を減らす最短の方法です。
- STEP
サービスエリアマップで生活圏を見る
公式サイトの「通信・エリア」で、自宅・職場・通勤経路の3か所を地図上で確認します。楽天回線エリアとパートナー回線(au)エリアは色分けされているため、どちらでつながる場所かがここで分かります。
- STEP
住所を入れて電波状況を判定する
公式の「1分でわかる!ご自宅の電波状況をチェック」に住所を入力すると、その地点の判定が出ます。判定に出るのはその地点の電波状況で、建物の階数や部屋の向きまでは反映されません。屋内での実際の入り方は、契約後に自分の部屋で確かめることになります。
- STEP
不安が残るならデュアルSIMで補う
判定が弱い場所がある場合、デュアルSIM対応のスマホなら他社の回線を2枚目として併用できます。楽天モバイルをメインにしたまま、つながらない場所だけ別回線に切り替える使い方です。
STEP1でパートナー回線エリアと表示された場所は、2026年9月末でローミングが終了すれば楽天の自社回線に切り替わります。公表されているのは2026年9月30日までという提供期間で、その後の扱いは決まっていません。
生活圏がパートナー回線側に多い人ほど、STEP2の住所判定を先に済ませておく価値があります。
編集部のコメント
契約していなくても住所を入れるだけで判定できるので、申し込む前に試してみてくださいね。
楽天モバイルの無制限で自宅のWi-Fiを解約できる人・できない人
楽天モバイル1本で固定回線を置き換えられるかは、下りの速度ではなく上りの速度と応答速度で決まります。動画を見るだけなら足りますが、オンライン会議や対戦ゲームでは光回線との差がそのまま体感に出ます。
テザリングは追加料金なしで無制限|申し込みも不要
Rakuten最強プランのテザリングは、オプション料金も別枠の容量上限もありません。スマホ本体の通信と同じ枠で使えるため、月額3,278円のまま自宅のパソコンやタブレットをつなげます。
ここは他社との違いが出る部分です。auの使い放題MAX+はテザリングとデータシェアの合計に月60GBの上限があり、超えると最大128kbpsに低速化します。
解約していい人の条件|動画とWeb中心で同時接続が2〜3台まで
自宅での使い方が動画視聴・Web閲覧・SNSに収まっている人は、楽天モバイルのテザリングで固定回線を置き換えられます。下り平均95.67Mbpsは、これらの用途で不足する水準ではありません。
- 動画配信サービスの視聴が中心で、4Kにはこだわらない
- 同時につなぐ機器がスマホ・パソコン・タブレットの2〜3台まで
- ビデオ通話は使うが、資料共有を伴う長時間の会議はしない
固定回線の月額を5,000円前後とすると、解約すれば年間6万円前後の削減になります。スマホ代と合わせて通信費を1本にまとめられる点が、この使い方の利点です。
ただし、スマホをルーター代わりに使い続けると本体の発熱とバッテリー消費が増えます。据え置きで使うなら、充電しながら使える場所に固定しておくほうが安定します。
編集部のコメント
固定回線を解約する前に、1カ月だけテザリング中心で過ごしてみると判断しやすいですよ。
固定回線を残す人の条件|上りと応答速度で差が出る場面
在宅の仕事や対戦ゲームでは、下りよりも上りの速度と応答速度(Ping値)が体感を左右します。この2つで見ると、楽天モバイルと光回線の差ははっきりしています。
| 回線 | Ping値 | 下り平均 | 上り平均 |
|---|---|---|---|
| 光回線 | 19.4ms | 614.9Mbps | 503.9Mbps |
| ホームルーター | 43.1ms | 168.7Mbps | 25.0Mbps |
| 楽天モバイル | 49.47ms | 95.67Mbps | 26.61Mbps |
←スクロールできます→
光回線との差は、上りで477.29Mbps、応答速度で30.07msあります。上りは画面共有やファイルのアップロードに、応答速度は操作してから反映されるまでの間に直結する数値です。
さらに、楽天モバイルの上りは昼の時間帯に19.04Mbpsまで落ちます。昼をまたぐオンライン会議が日常的にある人は、固定回線を残すか、工事不要のホームルーターを併用するほうが安定します。
- 在宅勤務で、画面共有を伴うオンライン会議が週に何度もある人
- FPSなど、応答速度が勝敗に関わるゲームをする人
- 家族4人以上が同時に動画を見る家庭
楽天モバイルの無制限に関するよくある質問
Q
楽天モバイルはなぜ無制限なのに安いのですか?
A
楽天モバイルは自社で通信回線を持つ4番目のキャリアで、他社に支払う回線使用料がかかりません。加えて、楽天市場・楽天カード・楽天銀行などグループ全体で収益を得る仕組みのため、通信単体の料金を抑えられています。品質を削って安くしているわけではありません。
Q
auのローミングが終わったら圏外になりますか?
A
楽天回線エリア内であれば圏外にはなりません。影響を受けるのは、現在auのパートナー回線でつながっている場所です。ローミングの提供は2026年9月30日までが公表されている期間で、終了後は楽天の自社回線に切り替わります。自分の生活圏がどちらの回線かは、公式のサービスエリアマップで色分けを確認できます。
Q
海外で2GBを超えると自動で追加料金がかかりますか?
A
自動ではかかりません。2GBを超えると通信速度が最大128kbpsに下がるだけで、通信自体は止まらず追加請求も発生しません。高速通信に戻したい場合のみ、Rakuten Linkアプリ内の「my 楽天モバイル」から500円/1GBのデータチャージを自分で購入します。なお、my 楽天モバイル アプリは2026年8月5日に提供を終了し、全機能がRakuten Linkアプリに統合されています。
Q
データ通信だけの無制限プランはありますか?
A
「Rakuten最強プラン(データタイプ)」というデータ通信専用のプランがありますが、2026年3月5日より新規申し込みの受付を一時停止しています。現在申し込めるギガ無制限のプランは、Rakuten最強プラン(3,278円)とRakuten最強U-NEXT(4,378円)の2つです。
まとめ|無制限は本当!条件が付くのは速度とエリア
Rakuten最強プランのデータ量には上限がなく、20GBを超えても月3,278円(税込)のままです。「無制限じゃない」と言われる中身は、次の4点に整理できます。
- 速度:混雑時などに速度制御の場合あり。昼は下り54.27Mbpsまで落ちる
- エリア:人口カバー率99.9%はau回線込み。ローミングは2026年9月30日までが公表期間
- 海外:高速通信は月2GBまで。超過後は最大128kbps
- 通話:無料になるのはRakuten Link経由のみ。標準アプリは30秒22円
このうち海外と通話は、使い方を変えれば避けられます。判断が必要なのは速度とエリアの2つで、いずれも住所を入れてエリアを確認する手順で先に調べられます。
確認した結果、生活圏が楽天回線エリアに収まっていて毎月20GB以上使うなら、大手3社より月4,510〜5,170円安く無制限を使えます。エリアに不安が残る場合は、デュアルSIMで他社回線を併用するか、自宅の通信だけ固定回線に任せる方法があります。
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